「アイドル誌」

オタクもすなるはてブロ以下略。ブログというものを書いたのは高校時代、mixiに投稿していた友達向けのものが最後かもしれません。Twitterアカウントをつくってからというものすっかりそのお手軽さとタイムラインの楽しさにとらわれてしまい140字を超えて自分の想いを綴ることもほぼなくなってしまいました。三日坊主の私が続けられるかはともかく、これは私の私による私のための長文鍛練場です。

 

 

導入はさておき、私はジャニーズWESTが好きです。

それまで大好きだったアイドルグループが惜しまれつつも2015年に無期限活動停止状態となってしまい心にぽっかり穴があいたまま生きていた私でしたが、忘れもしない2017年1月1日に太陽さんさんジャニーズWESTさんが突然天から落っこちてきてその心の穴にすっぽりはまってくれたのでした。それまでの人生、アニメ・バンド・若手俳優・女子ドル(ハロプロ)とそれなりにそれっぽいルートを通ってきたこの私ですが、ジャニーズというものにがっつり傾倒するのはこれが初めて...。しかしこの現代日本には生活のそこら中にジャニーズのかけらが撒き散らされ、サブリミナルのごとくDNAにジャニオタの種を植え付けてきます。その種が芽を出しつぼみとなり開花するのももはや時間の問題で、「その人」*1を発見してしまったが最後...。大人になって発症するとこわいって聞くよね...南無。

 思えばジャニーズという組織を認識しはじめたのは小学生の頃でしたが、中学時代にはクラスの目立つ女子は揃いも揃って山田涼介くんに夢中で休み時間には下敷やファイルを見せ合ってはきゃあきゃあ甲高い声を上げ、さらにかの有名な同担拒否なる文化によりそれぞれが抗争を繰り広げていました。当時アニメ漫画オタクだった私はそれらを遠巻きに眺めながらジャニーズおよびジャニーズファンには近付かんとこ...と心に誓い、テニミュに熱を上げ(笑うところ)、書店に並ぶジャニーズのアイドル誌を通り過ぎては若手俳優雑誌を手に取る日々を送っていました。

 

さて、大人となった今、まさか自分がアイドル誌を手に取る日が来ようとは。

ジャニーズWESTを好きになってからおよそ1年が過ぎ、さまざまなジャニーズハジメテを捧げてきた私、いよいよ感を最も感じるのがこのアイドル誌購入イベントかもしれません。はたから見てどうかはさておき、自分自身のことはまだ一般人に毛が生えたほどのただのファンだと思っているので、そんな私がアイドル誌を買うことでいよいよ「ジャニオタ」の仲間入りを果たしてしまうような...。これまでは観光ビザで楽しんでいたジャニーズ王国の就労ビザを取得するも同然です。

 

ここまで言っておきながらどうしてついにアイドル誌を買ったのかといいますと、単純に中山優馬くんのインタビューの評判を聞きつけ、全文読みたくなったからです。オタクは単純。キンプリのデビューが決まった今月(おめでとう!)、数年後に「キンプリデビューの時期、初めてアイドル誌を買ったなあ」と思い返すのもまた楽しいかもしれないし、というタイミング面もあります。というわけでいくつかアイドル誌があるのは知っていますが、私のハジメテのアイドル誌はMYOJOさんに捧げることとしました。 

せっかくかなりの決心で買ったMYOJO、感想や思ったことを書き留めておいてみては?ということで、初めてのブログ記事は〜MYOJO 2018年3月号に寄せて〜です。

 

赤背景に白いスーツを纏ったキンプリ6人のおめでたい表紙を開くと彼らの24Pの特集が組まれているのですが、文字と!写真が!多い!全約170ページのMYOJO、半分まで読んだ時点ですでに視力と集中力を奪われぐったり。この画像量と文章量をまとめる編集の方はサイボーグか?憧れの先輩こと山下くんと対談する平野くんの返答のとんちんかんさを文章でうまく伝えてくれるあたり、プロの技だな〜と思いました。

 

好きな熟語は「最年少」な私、ハロプロ研修生アルバムは最高だしジャニーズJr.は眩しいしEテレさえ見ておけば文句は言いません。どうしても小中学生や末っ子の無邪気エピソードに激弱のため、彼らの素直で純粋故の胸をしめつれられるエピソードはすぐに神棚にあげていつまでも両手をこすり合わせてしまいます。*2東京B少年のカレンダー撮影のページに、階段の手すりに腰掛けて滑り降りる橋本くんの後ろで同じように手すりに腰掛ける金指くんのカットがあり、それについてのコメント「楽しそうなことをしているメンバーを見るとマネしたくなる金指」には心臓をギュイーンと握られてしまいました。少クラでからくり人形のごとく虚無の瞳でソロパートを歌い上げる金指くんを見る度に母とちょっと笑ってしまうけど*3、謎の魅力があって将来が楽しみです。同じく最年少と言えば、A.B.C-Zの小旅行ページで、橋本くんが連れてきた愛犬に嬉しそうにお兄さん四人を紹介している話もベリベリグッド最年少です。

ファンが似顔絵イラストを送るページは懐かしすぎてアニメージュやらアニメディアやらを思いだします。

松島くんの巻末のグラビアもナチュラルで素敵。日だまりのような松島君の夜のカットというのがまた良いです。

さて最後に本誌を購入する決め手となった中山くんの一万字インタビューについて。ジャニーズに特に関心がなかった時代は彼に対してとつぜんひょっこり出てきて事務所に振り回される苦労人というあんまりなイメージを持っていましたが、このインタビューを読んで、彼も大人としていろいろなことを考えて活動していることを改めて感じました。内容については深く掘り下げませんが、印象的だったのはグループではなくソロで役者と音楽を両立する難しさの話、今でもジャニーズWESTにいる夢を見ること、あと当時ギリ10代?の浜中くんの言葉。

来月からはジャニーズWESTの一万字インタビューがはじまるので楽しみです!

 

というわけでこれを皮切りにアイドル誌を頻繁に買うようになるかどうかはわかりませんが、私の初めてのアイドル誌感想文でした。こういう雑誌って、とっておいて数年後に読み返すとまた面白いのでその日が来るのもまた楽しみです。

 

 

 

 

 

 

*1:私の場合、重岡大毅くんを指します

*2:ハロプロでのエピソードですが、例えばモーニング娘。'18の佐藤優樹ちゃんが加入当初に地元北海道の雪をメンバーに見せたくて保冷容器に入れて東京に持って帰ったらすでに溶けていた話とか、カントリーガールズの当時最年少小関舞ちゃんがメンバーにもらった誕生日プレゼントを翌日すべて身につけてこれは◯◯ちゃんのでしょ〜と説明してくれた話とか。

*3:少クラでしか見ていませんが、それでも最近は徐々に瞳に意思が見えてきてさらに面白い