THE RAMPAGEの味わい方のすゝめ

※記事の公開は2023年2月ですが、公開後もたまに情報アップデートしています

 

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

私は近頃とんでもなく活力に溢れ、身体も羽根のように軽くてスキップが止まらず、道を歩けば小銭に当たり、毎日天気は晴れだし、好きな人が優しかったり、うれしい出来事が増えたり、大事な人がわかってくれて感動的な出来事となったりしています。

そんな私が毎日摂取しているのはこちら!ベベン!THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

どうだ〜?かわいいだろ〜?16人もいるんだぜ〜?

2022年秋、映画「HiGH&LOW THE WORST X」の放映もあってTHE RAMPAGEのことを新たに知った人も多いのではないかな〜と思ったんですが、ちらっとグループを見て「人…多…?!16…?!今回はちょっと遠慮しときますハハ……」と暖簾をめくって入り口で引き返してしまった方も多いのでは。違うのに!いやわかるけど!人数多いけど!でもたくさんいるからこそのパフォーマンスのかっこよさや個性の違い、16人の関係性など魅力がてんこ盛りなのにー!

そういったちょっと踏み込むと見えてくる彼らの16人という大所帯ならではの良さをなんとか伝えたく、そして2023年のRAMPAGEの飛躍に少しでも貢献できればと思い筆を取った次第です。表とかイラストとかで視覚的にわかりやすくできたら良かったんですけどいかんせんそのようなスキルが備わっていないのでひたすら早口で捲し立ててURLをベタベタ貼る怒涛のスクロール量となっていて大変申し訳ない。ぜひ明るいところで画面から離れて読んでください。

RAMPAGEのことをよく知らない人はもちろん、なんとなくグループはわかるけどどこから手をつければいいかわからん…というような人に読んでいただけたら嬉しいです。特に関係性オタクのそこのあなた!ちょっとでいいから一旦ここ座っていってよ…良い関係性揃ってるからさぁ…え?LDH*1にだけはハマらない?最初はみんなそう言うんだよ、かく言う私もそうでした。

 

なお、自分自身がそうであるようにメンバーの人となりや関係性もたったこれだけの文章で伝え切れるわけがなく当然フィクションでもないので、あんまりおもしろおかしく書いてメンバーを過度にラベリングしたくない気持ちと、でも読んだ人が興味を持ってくれるような紹介ができれば…という気持ちを反復横跳びしながら書いています。そしてもちろんこの紹介記事は私の主観によるものです。あまり偉そうなことは言えないけど、メンバーも1人の人間だということを常に胸に留めておきたいね。

 

 

■ちょっとグループ紹介

THE RAMPAGEは2014年に結成されたEXILE兄弟の五男坊グループ。3つのオーディションからメンバーが選ばれており、①EXILEパフォーマーを決めるオーディションの参加メンバー、②GLOBAL JAPAN CHALLENGEという中3までを対象にしたNY留学できるオーディションの参加メンバー、③VOCAL BATTLE AUDITION 4という新グループ(後のRAMPAGE)のボーカルオーディション合格者 からこの16人がRAMPAGE候補生として選ばれ、ここからさらにメンバーが絞られるかと思いきやHIROさんが「ヨシ!みんな合格!」と太っ腹なことを言ってくれたおかげでまさかの大所帯グループが爆誕

「暴れ回る」というグループ名の通り、強めのHIP HOP調の曲を得意とし攻撃力の高いパフォーマンスが多く、グループカラーは黒*2、グループマークは拳と雷だが、どうか怖がらないでほしい。中身は仲良しシルバニアギャルズ!普段みんながギュッと集まっていると「かわい〜ね(泣)ちゃんと16人いる?!」と私の中の担任の先生も勝手に点呼を始めてしまう。リーダーの陣もツイートしている通り慣れるとまさか本当に16人もいるとは思わなくなるが、気合いが入ると人数が30人に増えるので気をつけよう。バラエティで他グループと対決するときは人数が多すぎるが故にだいたい半ペイジに分けられている。ちなみに全員での移動の際は横に広がらないよう2列歩行を心がけているとのこと。かわいいね、遠足かな。

デビュー前後の数年間は全員で同じ寮に住み、数名に分かれて同じ部屋を使っていたため寮時代のエピソードも豊富。メンバーもしょっちゅう寮時代のエピソードを喋っては笑い転げている。

■ここが魅力だよRAMPAGE

メンバーが個性的!といった台詞はこのボーイズグループオンパレード時代においては他のグループだってそりゃもちろんみんな個性的なのでいまいち訴求力に欠けるが、あえて言おう、「個性的なメンバー」であると!

というのも、私がRAMPAGEを知った時にまず驚いたことはとにかくビジュアル面における幅が広かったからだ。「LDHのグループ」という偏見を持っているとどうしても背の高い日サロマッチョを思い浮かべてしまうが、RAMPAGEにはダンベルなぞ手にしたこともなさそうな可憐なお花のようなメンバーもいれば、新入社員の如き爽やか満点スマイルの持ち主、ライトで白飛びして壁と同化するほどの色白で小柄なメンバーもいる。もちろん昔ながら代々伝わるLDH式マッチョもいるし、紫やピンクや緑など派手な色に髪を染めたメンバーもいる。そんな彼らが1つのグループに集まり、グループとして画一的な美しさを求めるのではなく各々が自分の個性や持ち味を活かしてそれぞれの美しさを発揮していることがRAMPAGEの大きな魅力なのではと思う。これはパフォーマンスにおいても同じで、端から端までビシっと揃ったダンスというより、普段は個性を活かして踊りたいように踊っている印象が大きい。ぜひメンバーごとの踊り方の違いにも刮目いただきたい。

また、このビジュアルの幅広さがRAMPAGEの漫画・アニメっぽさやキャラクター感にも繋がるのか、RAMPAGEはとにかく二次元との相性がすこぶる良い。ステージ上のRAMPAGEと日常のRAMPAGEはかなりギャップがあり、激しいバトルファンジー作品とその二次創作(ほのぼの日常ギャグ)みたいなもんである。主観だがRAMPAGEのファンに二次元のオタクが多く観測されるのも頷ける。

そしてデビューまで不遇な年月もあり2014年の結成時にはほとんどが10代だったにも関わらず、誰1人欠けずに現在も16人で活動していることはもはや奇跡に近い。16人もいるのになかなかデビューさせてもらえず燻っていたら「俺1人いなくたっていいっしょ」と脱退したって何らおかしくはない。もちろん、数多ある他のボーイズグループにはそれぞれの事情でグループからいなくなった人がいるのでグループに居続けるから良いなんてことは言えないが、16人が今も16人で笑い合って楽しそうにしている姿を見たオタクは今日もWELCOME 2 PARADISEの一節「あと何度 僕らこうやって 過ごせるだろう」を噛み締め・写経・涙なのである。

 

■RAMPAGE気になるけど何見たらいい?!(初めの一歩)

ちょっと気になるかも?となった方へののおすすめたち。各項目のURLについては、公式がリンク集を作ってくれているよ。

THE RAMPAGE lit.link(リットリンク)

①ひとまずSNS(無料)

メンバー全員の個人インスタグラムアカウントや、メンバーによっては個人Twitterアカウントもある。メンバー同士のかわいいやり取りが発生したり、突然インスタライブが始まったりする。

Youtube(無料)

RAMPAGEの公式アカウントにはMVやライブ映像、CL(後述)から抜粋されたプロフィール紹介動画などがアップされている。CL公式アカウントにはCLにアップされているコンテンツもショートバージョンでアップされているので、メンバー全員で富士急に行った慰安旅行の映像などもお試しで見られる。

こちらは2022年行われたツアーの一曲目のライブ映像。ギンギラ衣装に包まれたメンバーたちのパフォーマンスがめちゃくちゃかっこいい。よっ!アンタたちがスーパースター!

youtu.be

TikTok(無料)

主にメンバーの浦川によって運営されているTikTokアカウント。現在は不定期更新だが少し前まで毎日投稿されていたので*3大量の過去動画がアップされている。様子がおかしいものも多々あるが、メンバーのかわいい表情が堪能できる動画やk-popカバーダンス動画など、さくっと見てブチ上がれるさくブチコンテンツである。

④CL(月額1100円*4

LDHが運営する動画配信アプリ。CL内でのみ見られるインスタライブのような個人配信や、グループごとのバラエティ番組、グループの垣根を超えたコラボ動画などがあり、デビュー当初の初々しいRAMPAGEを見ることもできる。RAMPAGEを含めた4グループで開催した6時間に及ぶ狂気のドッジボール大会(「DODGEBALL KINGDOM」)はぜひ見てほしい。なおRAMPAGEはドッジボールをするにも人数が多いため金ペイジと銀ペイジに分けられていた。

EXILE tribe mobile(月額330円)

メンバーのブログが読めたりライブやMV撮影でのオフショットが公開されたり、ツアー中にはメンバーの舞台裏の写真もアップされる。またメンバーによってはモバイルサイト内限定のラジオも配信中。

OFFICIAL FUNCLUB(年会費4000円)

新設された個別ファンクラブ。現在は主にチケット先行申し込みや毎月のメンバープロデュース壁紙、マネージャーによる日々のオフショット投稿、FC限定動画などがあり、ツアーが始まると特設ページも公開される。

⑦ライブ映像

RAMPAGEのツアーライブ映像は主にアルバムの特典映像として収録されているため、ツアーの映像をまるごと見たい場合はアルバムを購入するのがおすすめ。アルバム購入はハードルが高いな…ディスクを再生するのがめんどくさいんだよな…というあなたに朗報!一部ライブ映像はYouTubeやU-NEXT、アマプラでも見られます!

U-NEXT・アマプラで視聴可能な作品

・LIVE TOUR 2019 "THROW YA FIST"

・LIVE TOUR 2021 "REBOOT" 〜WAY TO THE GLORY〜 THE FINAL

EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 "RISING SUN TO THE WORLD"

LDH PERFECT YEAR 2020 COUNTDOWN LIVE 2019→2020 "RISING" ※U-NEXTのみ

YouTubeで視聴可能な作品

・LIVE TOUR 2017-2018 "GO ON THE RAMPAGE" ※一部のみ

youtu.be

■ちょっとメンバー紹介

1人1人細かくご紹介したいところではあるが、この記事ではその先のメンバー同士の関係性にもフォーカスしたいのでこの項目ではできるだけさくっと16人を紹介させていただく。ちなみにメンバーごとにその人を表す絵文字も存在するが、一応非公式(公式も使ってくるのでグレー)なのと絵文字が定まっていないメンバーも多いのでここでは省略。

LIKIYA りきや

・年下メンバーたちを穏やかに支える最年長リーダー。グループの大黒柱。

・どっしり構えたゴージャスなオーラとお茶目でチャーミングなギャップが魅力。涙もろいので一人で涙ぐんでいる場面も多い。虫が大の苦手。

・お料理上手。得意料理はカレー。学生時代は中華料理屋でバイトをしていた。

陣 じん

・時に一緒にふざけ時にちゃんと注意もする、グループを先頭から引っ張るもう1人のリーダー。

・コテコテの関西弁を駆使して喋るためMC的役割も多く、みんなとにかく陣さんに構ってほしいのでいつも大忙し。グループ問わず先輩からも後輩からも愛される面倒見の良い庶民派お兄ちゃん。

・雑学王として名を馳せている。彼の雑学に心がジンジン来たら、「ジンジンきたー!」と言おう。

RIKU りく

・いつでも120%ストイックで、ディズニープリンセスのようにピュアな心と笑顔を持ったでっかいわんこ。

・パフォーマンスも常に全力全開。めちゃくちゃ踊ってるパフォーマーがいたらそれはだいたいRIKU(※彼はボーカル)。

・声質や歌唱力を活かし、近年は舞台やミュージカル方面でも活躍中。

神谷健太 かみやけんた

・メンバー1の自由人。ダンスの味付けが濃く、1人だけ違う振り付けを踊っていることが多々ある。

・プレイボーイであり歌舞伎町のホスト、はたまた表参道の美容師、かと思いきやヒモバンドマン、そして詐欺師、ある時はスーパースターKENTA KAMIYA、またある時はけんた(5さい)。

LDHのサッカー部と野球部を兼任する唯一のメンバー。バスケ部への入部も希望中。

与那嶺瑠唯 よなみねるい

・マイペースで穏やか。メンバーから怒っているところを見たことがないと言われるほど。

・近年お笑いの一面が開花しており、みんなを笑わせるムードメーカーに。

・上京してから薄れているそうだが霊感が強かったこともあってどこか浮世離れした雰囲気。

山本彰吾 やまもとしょうご(やましょー)

・白く小柄なおもちビジュアルからは想像しづらいエキセントリックな狂気を兼ね備えた頭脳派中間管理職ニキ。

・岡山出身のため桃とピンクがイメージモチーフ(桃太郎的な意味で)。

・「しょうご」は岩谷翔吾に譲ったのでみんな「やましょー」呼び。

川村壱馬 かわむらかずま

・クールでカリスマ的なグループの顔。自分のアーティスト像を強く持つ真面目で誠実なプロフェッショナル。

・心を開いた相手へのLOVEアピールがすごい。

・お寿司が大好き。自宅でガスバーナーを操り、特製ソースを塗った炙り寿司を生成している。

・漫画やゲームが大好き。Twitterの個別アカウントが開設されたが、最初からプロツイッタラーである。

吉野北人 よしのほくと(ほくちゃん)

・地元宮崎の星空を愛する星の王子様。

・常に優しく穏やかだが芯が強く勇ましい。かわいいお顔で強気な謎発言を残すことが多々ある。

・中身がおじいちゃん。通称ほくじい。

岩谷翔吾 いわやしょうご

・真面目な優等生。俺たちのEXPGエリート。しかし骨の髄までLDH育ち。

・爽やかにこにこ笑顔でちょこちょこ動く小さなわんこ。

・将棋の腕前は三段、読書家で執筆活動にも力を入れている。

・パフォーマンス中の感情表現がすごい。頻繁に曲中の相手とバッドエンドを迎えている。

浦川翔平 うらかわしょうへい(しょへ)

・常にグループを率先して盛り上げるスーパームードメーカー。

おちゃらけて見えるが実はラップもDJもアクロバットも演技もできる上に歌もうまくて運動神経も抜群。弱点は高所と水。

おちゃらけて見えるが実は真面目であることをよくメンバーにバラされ照れている。

藤原樹 ふじわらいつき(いっちゃん)

・基本的にクールで声も低くロイヤルなビジュアルのため「静寂の貴公子」というキャッチフレーズがついていたが、大人数だと静かなだけで少人数だとわりとよく喋る上に実はだいぶ面白い。

・猫をこよなく愛しており、彼のインスタのハイライトには愛猫のマースしかいない。かくいう藤原本人も顔立ちと性格共にすごく猫ちゃん。

・実は三つ子。(妹が2人)

武知海青 たけちかいせい

・ピュアで根明で健やかなでっかいギャル。年上メンバー相手には満点の後輩っぷりだが、年下メンバー相手にはしっかりお兄ちゃんもしている。

・ランペの筋肉番長。2019年ボディコンテストで優勝、2022年TBSの「最強スポーツ男子頂上決戦2022」で優勝、柔道黒帯を取得し、2024年は見事プロレスデビューを成功させた。「『強そう』だけで終わりたくないから結果を出して本当に強くなった」という有言実行のかっこよさ。

・ライブでの見事なタンクトップ破りは縁起物。

長谷川慎 はせがわまこと(まこっちゃん

・クールで都会的なビジュアルでパフォーマンス中もポーカーフェイスなことが目立つが、実際は穏やかでふわふわした人懐こい性格。

・常にマイペースで年上メンバーにも遠慮なく接することが多い。でもそんなところもかわいがられている。

・ファッショニスタで、インスタやTwitterなどのSNSも画角や色味にこだわった写真を投稿している。

りゅう

・高身長で大人っぽい見た目に反して中身は赤ちゃん(本人及びメンバー公認)。

・「育てたい」by川村壱馬*5

・「普段はにゃんにゃんです!」by武知海青*6

・MPCやトラック制作が得意で、ライブでの音源制作なども担当している。

鈴木昂秀 すずきたかひで

・おっちょこちょいで抜けているところが多々あるが、何をやっても才能とセンスに溢れる天才。本当になんでもできる。

・その美しいビジュアルによりメンバーから「アフロディーテ」と呼ばれ、女装姿はメンバーからも大人気。

・自宅でのゲーム時間ではピンクの猫耳ヘッドホンをつけている。かわいい。

後藤拓磨 ごとうたくま(たっくん、やっちー)

・年上メンバーから常にいじられつつもめちゃくちゃかわいがられているみんなのたっくん。

・真面目で心優しいしっかり者。

・ファッションへのこだわりも強い。カメラで写真を撮るのが趣味で、撮影したメンバーの写真をモバイルサイトなどに載せてくれる。

 

RAMPAGEを様々な断面から見てみよう

■年齢と学年で見るRAMPAGE

最年長のLIKIYAと最年少の後藤拓磨の年の差は8歳。LIKIYAを除いて同じ年齢のメンバーが何人かいて、それぞれの学年にもなんとなく特色がある(気がする)。年上にはきっちり「◯◯さん」呼びで敬語を使うグループなので上下関係や同い年ならではの言動も味わい深く、たまに出る年下から年上への不敬芸もかわいい。年齢差のわりにジェネレーションギャップを感じる言動はあまりないが、95年組までの年上組は芸能の仕事を始めたのが遅いので普通校に通っていたりアルバイトをしていたりとリアルで貴重な学生時代の思い出を話してくれることがある。

1990:LIKIYA

  1人だけ歳が離れているが、持ち前のチャーミングさで年下メンバーとも馴染んでいる様子。結成当時は歳の離れた年下たち15人を率いなければならず、その苦労は察するに余りある…。グループでは最年長でも実際は3兄弟の末っ子のため兄*7の前では肩の荷がおりた弟っぽい一面が見られてかわいい。

1994:陣・RIKU

  通称「じんりく」。明るく朗らかでコミュニケーション能力の高いおしゃべりな2人。仲は良いのに、お互いのことは「陣くん」「りくさん」と呼ぶのがちょっとこそばゆい。2人でのラジオ「WEEKEND THE RAMPAGE」も毎週放送中。

1995:神谷健太与那嶺瑠唯山本彰吾

  マイペースでどこかアンダーグラウンドな雰囲気が漂うクセの強い3人。ポケモンだったらエスパー、ゴースト、どく、みたいな…。陣によく食事に連れていってもらっているらしく、陣曰く「俺は3人の食費」。与那嶺と山本がレギュラーの「パフォーマー向上委員会」、3人がレギュラーとして他メンバーをゲストに迎えるバラエティ番組「THE RAMPAGE + THE RAMPAGE」、そしてこの3人にLIKIYAを加えた4人がレギュラーの「THE RAMPinGOOD」がアマプラ・ダンスチャンネルにて配信中(1人ずつ増えてる)。

1997(6):川村壱馬吉野北人岩谷翔吾

  3人とも早生まれなので学年は96年だけど97年生まれ。これだけでもうかわいい。ゲームや漫画好きの川村、散歩が趣味の吉野、読書家で将棋が趣味の岩谷など、静かで穏やかな空気感の3人。忍術学園だったらたぶんい組(吉野はは組かもしれない)。

1997:浦川翔平・藤原樹・武知海青

  真面目でしっかり者で仕事のできる、バランス良く優秀な3人。チームに1人いるとありがたいタイプ。武知は接する相手の年齢によって後輩感もお兄ちゃん感も強く出るタイプなので、そのどちらでもない同い年として浦川と藤原に接している姿はけっこう珍しいのでは?と勝手ながら感じている。

1998:長谷川慎・龍・鈴木昂秀・後藤拓磨

  高身長の多い最年少組。でっかい最年少は最高!皆職人気質で、長谷川と後藤はツアーウェアデザインなどのファッション面、龍はトラック制作、鈴木は映像制作など、それぞれクリエイティブな部分でグループを支えている。4人それぞれの最年少タイプ(生意気ぽやぽや、赤ちゃん、おっちょこちょい、しっかり者)でかわいい。

 

こちらは武知視点とRIKU視点の動画。メンバーによるタメ語や敬語の違い、それぞれのメンバーへの接し方がわかるのでとてもおすすめ。

・武知視点でメンバーが振り向いてくれる動画

 

・RIKU視点でメンバーがコメントをくれる動画

www.instagram.com

 

■スリボ

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RAMPAGEはボーカルが3人(RIKU・川村壱馬吉野北人)のスリーボーカル体制のため、ボーカル3人は通称スリボと呼ばれている。パワフルかつハイトーンが魅力のRIKU、耳に残る低音とラップ担当の川村、優しく繊細な歌声で中高音が得意な吉野という神による天才のバランス。クール・パッション・キュートが歌声で揃っちゃってるのである。

なお、普段のスリボはGENERATIONS小森先輩から「スリボは右から天然・天然・天然」と言われるほどのぽけぽけっぷりで、スリボのMCでは天然同士の熱いバトルが繰り広げられファンが宇宙猫と化すことも。

天然といえばRAMPAGEはスリボ以外のメンバーも天然だらけという天然軍団なので16人もいるのに「1番天然なメンバーは?」で票が割れまくったことがあり、そのインタビュー(回答者は10人)*8での得票数はLIKIYA1票、陣1票、RIKU3票、神谷1票、与那嶺2票、吉野1票、長谷川1票、龍1票。グループの2人に1人が天然やないかい。なお別の場面ではスタッフから鈴木昂秀も天然と言われていた。天然じゃないメンバーの方が少ないやないかい。

 

■MA55IVE the RAMPAGE

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LIKIYA・神谷健太山本彰吾浦川翔平・鈴木昂秀のパフォーマー5人からなる派生ラップユニット。初めはRAMPAGEのライブ中での曲披露のみだったが、最近ではMA55IVEだけで他グループとツアーを回ったりハイローに挿入歌が起用されたり外部イベントに出演したりと意欲的に活動中。RAMPAGE本体がさまざまなファン層に向けたアプローチをしているからこそ、MA55IVEはさらにターゲットを絞った濃い楽曲が魅力。醤油・塩・味噌味が揃ったラーメン屋はいろんな味を楽しめていいけど、豚骨一本のこだわりのラーメン屋も最高だよね。そういうことです。

メンバーも「MA55IVEはご褒美」と言うほど活動を楽しんでいて、そんな嬉しそうなメンバーを見てオタクもhappy。MA55IVEメンバーでのラジオ「RMPG DOPE STATION」も毎週放送中。HIP HOPやR&Bを中心にメンバーがレコメンド曲を流してくれるラジオなので、メンバーの好きな曲や音楽の趣味を知ることができる。

 

■出身地で見るRAMPAGE

日本全国から集ったRAMPAGE。出身地によってはメンバーの方言が聴ける機会も多く、そのギャップがまたかわいい。ご当地ネタも揃っているのでランペイジ版ケンミンショーも夢じゃない。

青森:LIKIYA(激レア方言)

埼玉:RIKU

千葉:龍

神奈川:長谷川慎・鈴木昂秀

大阪:陣・川村壱馬岩谷翔吾(方言濃いめ)

和歌山:後藤拓磨(激レア方言)

兵庫:武知海青(方言濃いめ)

岡山:山本彰吾(方言濃いめ)

福岡:藤原樹(レア方言)

長崎:浦川翔平(たまに方言)

宮崎:吉野北人(レア方言)

沖縄:神谷健太与那嶺瑠唯(たまに方言)

 

■EXPGで見るRAMPAGE

EXPGとはLDHが運営するダンススクールのことで、小さい頃からスクールに通っていたメンバーも多いのでスクール時代の思い出話に花が咲くこともある。RAMPAGE内だけでなく他のLDHメンバーにもスクール生がいるので(なんなら元EXPG生で現在は別事務所で活躍中のアーティストも多数)、他グループメンバーとのスクール時代の繋がりを知るのも楽しい。

なおメンバーの全員が通っていたわけではなく、EXPG生ではなかったLIKIYAと山本彰吾はオーディション中も「EXPGがなんだ」の反骨精神でお互いを励ましあっていたとのこと。

EXPG東京校:RIKU・龍・長谷川慎・鈴木昂秀

EXPG大阪校:陣・後藤拓磨岩谷翔吾(途中から東京へ)・川村壱馬武知海青

EXPG福岡校:浦川翔平・藤原樹

EXPG沖縄校:神谷健太与那嶺瑠唯

 

■ルート別で見るRAMPAGE

EXILE TRIBEのグループはデビュー前に全国のショッピングモールなどを行脚してライブを行うその名も「武者修行」なるイベントがある。RAMPAGEはデビュー前に2回武者修行を行っていて、特に2回目はボーカルごとに3チーム(ルート)に分かれて全国を回ったのでそのときのチーム分けを指す。今でもライブやバラエティなどでこの分かれ方をするときがあり、ルートごとにけっこう雰囲気が違うのが面白い。

CLにて配信されているルートごとのバーベキュー動画*9はそれぞれのカラーが楽しめておすすめ。

ルートA:吉野北人・LIKIYA・神谷健太・藤原樹・龍・鈴木昂秀

  しっとりとしたR&Bテイストの曲が似合うチーム。チームカラーは白。マイペースな自由人だらけなので常にとっ散らかっていて誰もそれを気にしない。バーベキューでは肉を焦がすし他のメンバーの目を盗んでこっそりホタテを食べる。 

ルートB:RIKU・陣・岩谷翔吾浦川翔平後藤拓磨

  強いリズムや疾走感のあるHIP HOP曲が似合うチーム。チームカラーはカーキ。元気でしっかり者なメンバーが多い。バーベキューはみんなで仲良く!RIKUが豪快に焼いてくれた肉を1番最初にRIKUにあーんをして食べさせてあげる優しく優秀なルートB。  

ルートC:川村壱馬与那嶺瑠唯山本彰吾武知海青・長谷川慎

   重厚感と力強さのあるHIP HOP曲が似合うチーム。チームカラーは黒。チームとしてのこだわりや結束力が強く、カリスマ感漂うチーム。バーベキューでは後輩の武知・長谷川が綺麗に肉を鉄板に並べて焼き、そんなしごでき後輩を先輩メンバーが嬉しそうに褒め称えながら写真撮影。

 

■ダンススタイルで見るRAMPAGE

初めてRAMPAGEを見た時はダンスへの解像度が低すぎて「とにかくめっちゃ動いててすごい」と目が回っていた私も、見慣れていくうちにそれぞれの踊り方の違いや得意とするスタイルがなんとなーくわかるようになった。本人の人柄とダンススタイルがぴったりだったりはたまた全く違う意外なものだったりと、新たな魅力が発見できる。そもそも、もともとアイドルオタクの私にとってはメンバーそれぞれに「得意なダンスジャンル」が明確にあるということが新鮮で興味深かったし、ダンスへの思い入れやこだわりが強いんだなと感心した。

 

なおこの項目に関してはインタビュー*10でメンバーが答えていた内容をもとにしているが、これが正式なジャンル名なのかは私も自信がなく…大目に見てください。

LIKIYA:R&B

陣:ポッピン

神谷健太:ロッキン、R&B

与那嶺瑠唯:ポッピン

山本彰吾:フリースタイル、ニュースクール

岩谷翔吾:ニュージャックスウィング

浦川翔平:ニュージャックスウィング、ヒップホップ

藤原樹:R&B

武知海青:クランプ、ジャズ

長谷川慎:クランプ

龍:フリースタイル、ヒップホップ

鈴木昂秀:ヒップホップ、SWAG

後藤拓磨オールドスクール、ヒップホップ

 

ライブでは同じジャンルが得意なメンバー同士で踊る機会も多い。RAMPAGEのライブではパフォーマーショーケースというパフォーマーによるソロダンスメドレーみたいなコーナーがあるのでそれを見るとそれぞれのダンススタイルがわかりやすいかも。

こちらは2022年 RAY OF LIGHTツアーのパフォーマーショーケース。ライブのセトリに入りきらなかった曲を龍がリミックスし、ダンストラックとして使用している。セトリ落ちした曲も聴ける嬉しさ!そして何よりアレンジがかっこいい!ちなみに各メンバーの使用曲はそれぞれ自分で指定した曲とのこと。

youtu.be

またRAMPAGEの楽曲は基本的にメンバーが自分たちで振付をしていて、楽曲ごとにその曲の雰囲気を見て自薦・他薦で振付メンバーを決めるそう。メンバーの振付にも個性があるので、新曲を初披露した時に「これは誰の振付だろう?」と考える楽しみもある。

余談だが、LIVIN' IT UPという曲のリリース時にRIKUが「(岩谷)翔吾と(浦川)翔平は絶対この曲好きだろと思って、2人が楽しくステップ踏めるように歌いました」という旨のコメントのインスタストーリーを上げたことがあり、ボーカルとパフォーマーの絆やチームワークを感じて良い関係性だなあとしみじみしたことを覚えている。

 

■作品で見るRAMPAGE

映画やドラマ、舞台など演技活動に積極的に取り組むメンバーも多い。自社コンテンツの作品では当て書きのようにメンバーの元々の関係性を反映したものも多く、現実のメンバーを知ると作品を二度楽しめる。そんなメンバーも多数出演する主なLDH内作品とそれぞれのキャラクターをざっくり紹介したい。

 

HiGH&LOW

LDHの看板コンテンツことハイロー。一言で言えばヤンキー同士が喧嘩する映画およびドラマだが、キャラクターや映像美、音楽などあらゆる面でオタクたちの心を掴んで離さない。それまでLDHに苦手意識を持っていた人々がハイローをきっかけにLDHに心を開いたという話は珍しくない。

ハイロー本編と、ハイロー本編に登場する1チームに焦点を当てたTHE WORSTシリーズ、そしてなぜか突然舞台が架空の戦国時代になったハイローTHE 戦国がある。

<HiGH & LOW本編>

山王連合会:ケン(岩谷翔吾)、ヒカル(山本彰吾

通称ケンヒカ。いつも画面の端にちらっと映るのみで台詞も少なく、作中でも影の薄さを嘆いている。いつかケンヒカが大活躍する日が来ることを願いたい。

MIGHTY WARRIORS:ディディー(LIKIYA)

実際に兄弟であることから、ICE(ELLY)の弟役として登場している。

<HiGH & LOW THE WORST, THE WORST X>

鬼邪高校(全日):花岡楓士雄(川村壱馬)、高城司(吉野北人)、辻(鈴木昂秀)、芝マン(龍)

主人公の花岡楓士雄はザ・少年漫画の主人公!な明るくて人を巻き込む力のあるキャラクター。クールな高城司は楓士雄の相棒。辻と芝マンはハイロー本編にも出演しており、鬼邪高全日で最強と謳われる轟(前田公輝)の相棒として両脇を固める。

鎌坂高校:氷室零二(藤原樹)

マンモス不良校である鎌坂高校の氷室は手段を選ばずメリケンサックを光らせ喧嘩する元気なヤンキー。瀬ノ門高校と協力して鬼邪高を潰しにくる。

江罵羅商業高校:風見仁(陣)、鮫岡章治(長谷川慎)

風見(風神)と上成(雷神)(今村謙斗)の2人組番長、そして冷静な策士である鮫岡の3人もまた、瀬ノ門高校と協力して鬼邪高を潰しにくる。

<HiGH & LOW THE戦国>

乃伎国:姫川弦流(藤原樹)

水の都の乃伎国で長である湧水の右腕を務めつつ、幼い頃から共に過ごしてきた湧水に愛情を向ける。

尊武国:上宮地玄武(RIKU)、白銀相生(浦川翔平

戦闘族が集まる尊武国でもとにかくめちゃくちゃ強い玄武。そんな玄武が慕う影森が暗殺されたことにより暴走し始める玄武を、白銀は懸命に正そうとする。

 

ETERNAL

オンラインRPGゲームである同名の作品を原作とした、RAMPAGEメンバーによる舞台。いわゆる2.5である。全員ではないもののほとんどのメンバーが参加しており、これまでに2作品上演されている。バトルファンジーの世界観と魅力的なキャラクターたち、そしてまさかLDHが生み出したとは思えぬちゃんとした素敵な脚本、と三拍子揃った予想を遥かに超えた出来の良さで、2次元と相性の良いRAMPAGEの2.5舞台映えっぷりと、もちろん演者の好演もあり大好評で幕を下ろした。なぜか円盤を発売してくれないので後から追うことが難しいことが本当に悔やまれるが、ETERNAL2が続編ありげな雰囲気で終わったのでETERNAL3の決定とそれに乗じた過去作の配信を願いたい。

新教派「聖なる誓約団」:レンブラント(RIKU)、ルーク(岩谷翔吾)、クロエ(長谷川慎)、ジーン(鈴木昂秀)、キャメロン(陣)

幼い頃に故郷の国を他民族集団のオルドに襲われ、国を去らざるを得なかったレンブラント王子は、聖なる誓約団を立ち上げて故郷を取り戻そうとする。王家の側近の家系出身でレンブラントの補佐を務め規律を重んじる性格のルーク、幼い頃から共に貧民街で育った血の気の多いクロエと色男のジーン、没落貴族の出身で何事にも弱腰なキャメロンが主な誓約団のメンバー。

旧教派:リーフェン(藤原樹)

レンブラントと異母兄弟であるリーフェンは、正妻の子であった弟のレンブラントを憎んでいた。長らく行方をくらませていたが、レンブラントの故郷奪還を阻むためレンブラントと戦う。藤原樹によるドスの効いた「愚弟が…」が聞けるのはETERNALだけ!

オルド軍(ニクラス隊):ニクラス(山本彰吾)、コニー(武知海青)、オズヴァルド(後藤拓磨)、マティアス(浦川翔平)、ガッファー(龍)

ETERNAL2から登場したキャラクターたち。ニクラス隊はオルドと人間のミックスが主力の部隊であり、レンブラント率いる聖なる誓約団を敵対視している。部下からの信頼も厚い頭脳派の隊長ニクラス、ニクラスに忠実な副隊長のオズヴァルド、体は大きいが心優しいコニー、好戦的なマティアス、そして戦闘力が高く傭兵として雇われれている無口でミステリアスなガッファーとイムラン(福澤侑)の2人が主要メンバー。

 

BATTLE OF TOKYO(BOT

↑いつ見ても最高にテンションの上がる狂おしいほど好きなMV。全人類騙されたと思って見て欲しい。

「Jr.EXILE」というEXILE TRIBE兄弟のうちGENERATIONSから下の5グループが参加しているプロジェクト。メンバーがそれぞれ自分で考えたオリジナルキャラクターを元に楽曲、MV、小説、アニメーションなどが制作されている。超東京という架空の?未来の?他次元の?東京が舞台となっていて、多重次元や超能力、SFもアクションもミリタリーも!なカッケー要素をふんだんに詰め込んだ一方で詰め込みすぎた結果正直オタクもBOTが何なのか今だにわけわからん状態である。たぶん製作側もよくわかってないと思う。

世界観が固まる前にメンバーが「俺が考えたかっこいい俺」なるキャラ設定を決めたため、ライオンに育てられたという謎出自のキャラクターがいたり、生き別れの妹を探すキャラクターと「クールだが仲間想いで本気出せば強い」みたいなキャラクターが多発してしまったりした。原作となる小説が発売されたが(全5巻)、45人ものキャラクターをなんとか動かしストーリーをまとめあげるのは至難の業であり、執筆担当の先生には心からエールを送っている。アニメ化を目標にメインキャラクターの声優が発表されているが最初の発表から3年経っても45キャラクター中まだ10人しか決まっていない。しかし発表済みの声優がやたら豪華なのがまた面白くてずるい。果たしてアニメ化は何年後になるやら…。そんなトンチキコンテンツのBOTだが、楽曲はどれも最高に良くMVもかっこいいので結局オタクははしゃいでしまうのである。

RAMPAGEは作中「ROWDY SHOGUN」というチームで、六本木で最強の用心棒集団をしている。以下キャラクター紹介は主に公式サイト*11を参照し抜粋したものだが、小説次第でキャラクター観が変わることがあり、さらにアニメ化に際しても変わりそうなのでもはや何が真実なのかやっぱりよくわからない。(図らずもBOTのストーリーの根源を突くような着地に…)

LIKIYA:ハデス

ROWDY SHOGUNを創り上げチームを率いるリーダー。責任感が強く指揮能力に長け、メンバーたちの人望も厚い。歯にはダイアが入っている。

陣:ゴエモン

荒々しさと思慮深さを併せ持つ剣術使い。用心棒稼業をしつつ伝説の刀を探し求めている。水色の毛並みを持つ馬を愛馬とし、人馬一体のコンビネーションを誇る。(ただし小説では今のところ愛馬未登場)

RIKU:ベイリー(CV岡本信彦

キックボクシングを得意とし、磨き上げた打撃技術で敵対者を打ち倒す。強者との戦いをこよなく愛する生粋のバトル好き。超東京郊外の砂漠に産み捨てられ、ライオンに育てられた野生児。

神谷健太:ミーヤ

今のチームに所属するまでは誰にも頼らず誰とも組まず一人で生きてきた。一人は好きだが孤独は嫌い。今が幸せであればそれでいいと考える楽天家。聖書が好きで日頃から愛読している。

与那嶺瑠唯:グスク

紫色に髪を染めた伊達者。大家族の長男として育ったため非常に面倒見がいい。頼まれると断れず、他のメンバーが投げ出すような厄介な依頼がしばしば舞い込む。

山本彰吾マルドゥク

ある日何者かに両親を殺され、人生が激変。それからは残された妹を護るため用心棒として自らを鍛えつつ親殺しの犯人を捜している。チームに入る前は盗みや誘拐などで稼いでいたが、今は悪党稼業から足を洗った。

川村壱馬:ルプス(CV石川界人

性格は無駄を嫌う合理主義者。基本的には一匹狼だが、チームで行動するときは周囲としっかり連携する。血の気の多いチームメンバーの中では比較的冷静な性格。

吉野北人:リュカ(CV堀江瞬

少年の面影をした美青年。だが格闘の腕はルプスやベイリーに比肩する。性格は明るく元気だが、やや子供っぽいところがある。身長の低さを気にしており、「チビ」と言われると本気で怒る。

岩谷翔吾:トラヴィス

性格は荒っぽくて喧嘩好き。シンプルで裏表がない反面、極めて頑固。自分なりの正義を絶対に曲げないが、そこには狂気にも似た危うさが潜んでいる。

浦川翔平:サルトビ

チーム最速のスピードを誇る軽業師。明るく愛嬌のある性格。チームの結束を何よりも重視し、裏切り者は決して許さない。

藤原樹:キサラギ

とある財閥の御曹司。親に敷かれたレールを拒み、闘争の世界に身を投じた。時にはミーヤと組み、用心のボディガードをしつつ様々な機密を収集する。

武知海青:マリーン

普段は温厚だがひとたびスイッチが入ると人格も体型も激変する。変身時はハデスをも凌ぐ巨漢となり凶暴性を発揮する。趣味はトレーニングで、同じく努力家のベイリーとは仲良し。

長谷川慎:キューブ

チームの装備製作担当。モノ作りが得意で、整備やカスタマイズの技術にも長ける。ゴエモンマルドゥクとは和モノ好き仲間。(なお、このキャラクター紹介からは想像もつかぬ突飛な言葉遣いで小説に登場しオタクは目を疑った)

龍:ジョー

  エイノットの相棒。血の気の多いチームの中では稀有なほど内気。病弱な両親の治療費を稼ぐため用心棒となった。催眠作用のある「眼力」を持ち、目を合わせた相手を短時間だけ操ることができる。

鈴木昂秀:エイノット

チームの情報部門担当。デジタル技術に長け、頭脳戦を得意とする。A-NOTとはハンドルネームであり本名は誰も知らない。自分で戦うことは少なく、各種ビークルやガジェットを遠隔操作して業務を行う。

後藤拓磨:ジュディ

喧嘩師にしてチーム唯一のミュージシャン。音楽の才能に長け、用心棒の仕事の傍らアーティストとしても活動している。性格は尖っており、短期で攻撃的。何事も「ROCKかROCKじゃないか」で判断する。

 

■グループ内コンビやトリオで見るRAMPAGE

ちょっと!ここがメインのはずなのに既にアホほど文字数使っちゃったよ!それもこれもRAMPAGEが16人もいるせい…と言いたいところだが、16人もいるからこそ無限大の組み合わせがあるのだ。計算ソフト曰くランペ16人で120通りのコンビがつくれるとのこと。RAMPAGE、今日もたくさんいてかわいい。

人には人の推しコンビがあることは承知の上で今回はファンの中ではお馴染みもしくはメンバー間でも話題にあがるような主要な組み合わせを独断で選んだ。気になるメンバーができたらそのメンバーの周りには誰がよく現れるか注目してみるのもおすすめ。

 

<幼馴染部門>

なんてったってランペ、小学生からの幼馴染が3組もある。幼馴染ってのはお互いがお互いを「幼馴染」だと認識していることでさらに旨みが増すものです。気まずい腐れ縁系幼馴染2組、我等友情不滅系幼馴染1組でお送りしております。

 

幼馴染その①「ハイサイ(コンビ)」(神谷健太与那嶺瑠唯

弊推しペアにつきやたら長文になることをお許しいただきたい。

2人とも沖縄出身のため「ハイサイコンビ」と呼ばれる(ハイサイコンビTOの陣「『ハイサイコンビ』は僕が名付けた」)。2人ともEXPG沖縄校出身だが、沖縄校は比較的新しく2人が高校生の頃に開校されたため2人が通い出したのも高校生から。しかし2人は小学生の頃からの知り合いで、たまたま高校も同じ。高校生の頃は神谷が運転するバイクに与那嶺が乗り、家や学校まで送ってもらったという青春バイク2ケツエピソードもある。小学生の頃からお互いを知っているためコンビ扱いされると非常にぎこちなさそうな2人だったが、ここ最近は開き直った与那嶺の「健太大好き」芸が光っており事あるごとに神谷担ギャルとして神谷にアタックしてはツンケンした神谷にいやいや…と冷たくあしらわれるハイサイ劇場が繰り広げられている。メンバーもハイサイのやりとりを面白がっているが、特にぎこちない幼馴染という関係性が大好物のリーダー・陣の格好の餌食となっており陣の職権濫用によって2人はしょっちゅうハイサイ劇場を開幕させられている。

そんなこともあり一見与那嶺から神谷への愛が強めのコンビに見えるが、実は神谷は与那嶺のことを昔から尊敬しており高校生の頃に2人で出場した沖縄のダンス大会で与那嶺が優勝したときのダンス動画を神谷は当時ずっと見ていたそう(その大会で神谷は3位だった)。また、過去に与那嶺に向けた感謝のコメントで神谷は「学校でもダンスが上手くて、優しくて、ヒーローだったので…」ともごもご語っている。えるしっているか おれは「ヒーロー」ということばによわい。さらに先日行われたファンミーティングでは過去の雑誌のインタビュー内容を覚えているかどうかを試すクイズがあり、神谷が与那嶺との関係について語ったフレーズが出題された。与那嶺を含めメンバー誰1人正解できなかった中で神谷本人は一言一句間違えずに「なんだかんだこの先もずっと隣にいる存在」と正解を当ててメンバーは大盛り上がり、陣は大興奮、与那嶺は照れつつ喜び、オタクは気絶し椅子から転がり落ちた。掘れば掘るほど目眩がするようなエピソードが出てくるハイサイ、全て文字にするとハリーポッターと不死鳥の騎士団上下巻の如き長さになってしまうのでここで切り上げますが、とにかくお伝えしたいのは、ハイサイコンビは2人で1つのタランチュラを食べさせあうほど仲が良いということです。ご静聴ありがとうございました。

幼馴染その②「しょへいつ」(浦川翔平・藤原樹)

グループ1の賑やかなお調子者の浦川とグループ1クールで静かな藤原という正反対な2人はEXPG福岡校で小学生の頃からお互い切磋琢磨してきた。小学生からの仲のためコンビ扱いされると主に浦川がむず痒そうにしているが、実際は「2022年、プライベートで一番一緒にいたのはたぶん樹か慎」と浦川が答えるくらいには結局仲が良い2人*12。藤原の学校の体育祭に浦川が遊びに来たエピソードや(福岡の学校にわざわざ長崎から?!)浦川が藤原の実家に頻繁にお泊まりしていたエピソードなど学生時代から仲が良く、藤原には姉妹がいるので浦川は藤原家に泊まるたびに藤原の姉妹にちょっとドキドキしていたというエピソードが私は大好き。浦川はなぜか毎回インスタを更新する際投稿内容に関係ない藤原をメンションしており、藤原はそれを鬱陶しがっている。しかし先日藤原の家にGが出た際には浦川に助けを求める電話がかかってきたので結局仲良し。と言いつつやっぱりこそばゆいのか浦川は藤原のことを「藤原樹ィ」とフルネーム呼びしている。グループ初期には陣もぎこちないしょへいつを嬉しそうに見ていたが、ここ数年のしょへいつは穏やかなので陣も放任している様子。ちなみにBOT小説版ではまさかの元主従関係ということが判明。オタクははたして幼馴染主従のしょへいつに耐えられるか。

幼馴染その③「りゅたか」(龍・鈴木昂秀)

いつでも一緒の仲良しりゅたか。小学生の同じ時期にEXPGに通いだし、そこから今までずっとニコイチのシンメ。HiGH&LOWシリーズでも辻と芝マンというニコイチでシンメの幼馴染役を演じているし、BATTLE OF TOKYOでも相棒として胸熱共闘を展開している。スタイルの良さが一目でわかる美しさと佇まい、スタイリッシュな私服、都会的なオーラ、と2人揃っただけでもうパリ・コレクション。

喧嘩もほぼしたことがなく(デビュー前に一度、落ち込んでいた龍をホテルで同室だった鈴木が慰めようとしたらそっとしておいてほしかった龍に怒られて最終的に枕を投げ合ったというエピソードならある)常に仲良しのため陣の気まずい幼馴染センサーには引っかからず、周りから茶々を入れられることもないので今日も2人は伸び伸び育っている。メンバー全員といると年少組でかわいがられがちな2人だが、2人きりになると等身大で対等な「ダチ」感が出るのが私は好きです。

 

<コンビ部門>

かずまこ(川村壱馬・長谷川慎)

主に川村が長谷川のことを寵愛しており、そんな川村のド級の愛を長谷川がふわふわ受け止めたりかわしたりしている。

川村「前世で恋人か兄弟だったんじゃないかと思う」

川村「("話さなくてもわかりあえる存在"について)メンバーでいうと慎です。多分あいつも同じこと思っていると思います(笑)。一丁前に"壱馬さんが考えてることなんてもうマジで全部わかるっす"ってよく言ってますね(笑)」*13

川村「俺…慎がいなかったら何してたんだろうな、」長谷川「(くしゃみ)何がですか?」

常にほわほわしている長谷川だが、川村のピアスの穴は長谷川が開けたしその後長谷川は川村の誕生日にピアスをプレゼントしている。

長谷川「先輩なんですけどかわいいなって」

長谷川「これからもいっぱい面倒見てください」

かずまこの凄さは正直オタクなんかの文章を読むより実物を見た方が「理解る」ので、全人類が目撃者となっていただきたい。かずまここわい(饅頭こわい)。

ほくいつ(吉野北人・藤原樹)

吉野は藤原より1学年上だが、藤原は吉野に舐めプだし吉野はそんな藤原にプンスコ怒りながら強めの先輩風を吹かせている。基本静かで穏やかな2人が小競り合いをしている様子がかわいい。しっかり「ほくいつ営業」もしてくる2人だが、実際はお互いの関係について「一緒にいると落ち着く」とコメントし頻繁に2人で食事にも行くような仲の良さで、マイペースさとユーモア(別名オモロ)さも含めてけっこう似たもの同士な2人である。いつも吉野がスマホの画面を覗いてくるので、藤原は覗き見防止シートを貼ったそう。

しょごりく(岩谷翔吾・RIKU)

でっかいわんこと小さいわんこ。熱く真っ直ぐなRIKUのパッションを真摯に受け止める岩谷。そんな岩谷を信頼して甘えるRIKUと、甘えられつつ同時に岩谷もRIKUに対して弟のように甘えている。特に相談もなく買ったソファーとベッドが偶然同じだったらしい。こわい。ライブ中の交流も多く、ほぼ毎回RIKUが岩谷にマイクを向けたりRIKUの隣で岩谷が熱唱するフリをしたりして遊んでいる。また舞台ETERNALでは王子役のRIKUと王家に仕える家系出身の岩谷という主従関係の役を演じ、都合の良い夢のような設定に頭を抱えた。私のETERNAL観賞後の第一声は「しょごりくの民、生きてる?」でした。

かずほく(川村壱馬吉野北人

ハイローでの共演もあり2人で雑誌などに載る機会も多い。クールな川村と甘い吉野はビジュアルの方向性こそ反対だが背格好などどこか似ている雰囲気があり、2人の双子感が大変かわいい。実際グループ内では一緒にいる場面は多くなく本人たちも自然な温度感で交流しており、外野からどれだけコンビ扱いされようと無理に距離を縮めたり干渉しすぎないその絶妙な距離感にお互いへの尊重が見られて良いし、そんなところもまた双子っぽいのである。(2023年7月追記:この頃ファンもざわつくほどかずほくが目に見えて仲良しになってきている。仲良しになったらなったで、それはとても素晴らしいことです。)

しゃべ2(神谷健太・藤原樹)

以前はライブ会場にプレゼントボックスが設置されており、ファンからのプレゼントをメンバーが終演後に紹介する動画が不定期であがっていた。その動画のメインMC(?)が神谷と藤原なのだが、驚異の自由人神谷&クールでマイペースな猫ちゃん藤原という絶妙な相性の組み合わせの上、動画投稿当初はデビュー間もなくトークスキルも絶望的だったため「しゃべれない2人」略して「しゃべ2」と呼ばれる(公式)。なお、後に2人は「"しゃべれない"ではなく"しゃべらない"だけ」と主張している。しゃべ2が並ぶとまるでホストのような華やかさだが、ゲストとして出演したメンバーは2人のマイペースっぷりに毎度困惑し苦情を述べていた。

しょごしょへ(岩谷翔吾浦川翔平

ランペのチプデ。シンメで踊ることが多く、爆発力とスピード感溢れるダンススタイルからパフォーマーショーケースのトップバッター切込隊長を任されることも多い2人。BOTでも「暴走チンピラコンビ」として敵チームに真っ先に乗り込み大暴れしている。サポメン(後述)時代から一緒に踊っており、おじいちゃんになっても隣でステップを踏んでいようと言い合っている。そんなこと言われたらこちらは泣いちゃうのである。テレ東のニチアサであるガールズ戦士シリーズの「リズスタ」ではリュウジとタイガというかつてタッグを組んでいたが意見の違いから道を違えて敵同士となってしまった人物を演じた。またしても大変オタクに都合の良い役でした。私は何より、この1学年差の2人の年齢は実はたった2ヶ月差という点を主張していきたい。

ピクニック(岩谷翔吾・龍)

ライブ前によくピクニック(ちょっと開けた場所でタオルを敷いてゆったり過ごす行為)をしている2人。なぜかピクニック中は2人で重なって寝そべっていることがあり、その際のピクニックの下担当が龍で、上担当が岩谷である。またなぜか2人はでろでろの赤ちゃん言葉で会話をする。考えるな、感じろ。

EXILEの弟分であり「暴れん坊」を意味するグループ名のメンバーとは到底思えぬイベント名

Wしょうご(山本彰吾岩谷翔吾

「常に連絡を取り合ってる」「週8で会ってる」とお互いが言うほどずっと一緒にいるらしく、やましょーの休日のスケジュールには18時開始-深夜2時終わりで岩谷との飲み会が組み込まれている。大人になってから出来た友達のような関係で、考え方や知識量が似ていて喋りやすいんだろうなと側から見ていて思う。スポーツが苦手な2人でもあり、やましょーのモバイルブログ内ラジオではいかに運動会を上手くやり過ごしていたかという話で盛り上がっていた。*14

山海(山本彰吾武知海青

小柄色白でやや幼い顔立ちをしているものの常に冷静でどこか隠の気配が漂うトリッキーなやましょーと、背が大きくがたいも良く大人っぽい色気のある佇まいでありながら明朗快活元気フルマックスわんこの武知。正反対な2人だが、やましょーを師匠のように慕う武知とそんな真っ直ぐな武知を信頼しているやましょーというまるで師弟のような関係で、2人が並んだ時のキャラデザの凸凹感や頭脳派のやましょーと肉体派の武知というお互いを補い合う関係性はもう完全に2次元の世界。封神演義にこういう師弟いない?(やましょーのことを不老不死の仙人だと思っているオタクです)ちなみにBOT小説版では、2人のキャラは過去六本木で名を馳せた悪党コンビらしい。ヒー!

やまかず(山本彰吾川村壱馬

近年めきめきと頭角を表しているコンビ。主に川村からのBIG LOVEが目立っており、年下メンバーたちがなかなか気安くやましょーに触れられなさそうにしている(ベタベタされるの好きじゃなさそう)空気をものともせずゼロ距離でやましょーにくっつき記念写真を撮るという猛者っぷりを披露している。川村はとにかくやましょーがかわいく見えてしまうらしく、やましょーの寝顔を「かわいい!!!」という叫びとともにインスタにアップしていたことも。余談だがやましょーは以前「かわいいと言われたくない」という旨の発言をしていたためオタクはいつも小声でやましょーのことをカワイイッと讃えるしかなく、面と向かってこんなにも大声でやましょーのかわいさを主張できるのは今や川村くらいしかいないのである。2人で撮ったプリクラを川村は嬉しそうにスマホケースに挟んでいる。

しょごほく/星空コンビ(吉野北人岩谷翔吾

同い年の2人はお互いをメンバーでありながら親友のようだと表しており、吉野が岩谷と同じ東京の高校に転校したときも一緒に宿題をやったり遊んだりと昔からずっと仲が良い。正月には岩谷が吉野の帰省に着いていって2人で吉野の地元の宮崎で正月休みを過ごしている(吉野の実家に遊びに行ったことがあるのは岩谷だけ)。吉野の地元は美しい星空が有名で、2人で寝転がって星空を見たことから星空コンビと呼ぶこともある。

あたけち(武知海青・龍)

龍の本名の姓が「阿多」であることからあたけち。その強すぎるパワーから普段メンバーと交流する際は力を加減している武知が気兼ねなく抱きつける唯一とも言えるメンバーが龍。そんなあたけちがくっついている様子を見て小さい浦川は「でっかちゃんたち」と呼んでいた。かわいい。https://x.com/therampagefext/status/1535515543033335810?s=46&t=3M07a_JEHum9twvB87StLg

 

<3人以上部門>

サポメン(岩谷翔吾浦川翔平・藤原樹・長谷川慎)

GENERATIONSのデビュー前武者修行時にEXPG生から選抜されたバックダンサー的サポートメンバーのことで、正しいサポメンはランペ内の4人とEXILE/FANTASTICS佐藤大樹を含めた5人。ここにサポメンではあったが年が少し離れている上に最終的にGENERATIONSに昇格した中務裕太を含めるか含めないかは、モーニング娘。6期メンバーにミキティを含めるか含めないかみたいな感覚かと思います。当時はこのメンバーでデビューするとメンバーは信じていたほどで、多感な時期を一緒に過ごしたこともあり今でも佐藤大樹を含めて非常に仲が良い。EXILE TRIBE mobile内ではメインMC佐藤大樹、サブMCにRAMPAGEのサポメンメンバーが1人ずつ出演し、Jr.EXILEからゲストを迎えるラジオ番組「Quartet EP」が配信中(2023年終了)。

プリンス組(川村壱馬吉野北人・藤原樹・長谷川慎)

「王子が大渋滞!」「胸キュン is DEAD」なるパワーワードを繰り出す、ハイローやBOTをも凌駕するLDHが生み出した世紀のトンチキ作品「PRINCE OF LEGEND」に出演する4人。各キャラクターはそれぞれ王子と称されるので、川村はヤンキー王子弟の京極竜、吉野と藤原と長谷川はチームネクストというチームでそれぞれダンス王子レッドの天堂光輝、ダンス王子ゴールドの日浦海司、ダンス王子ブラックの小田島陸を演じる。

陳ラバ(陣・川村壱馬浦川翔平・長谷川慎)

陣の名前が陳と間違えられたことがあるため、「陳さんLovers」の意味で陳ラバ*15。主にご飯に行ったりLINEでくだらないやり取りをよくするそう。とにかくみんな陣さんが大好き。

AB型(陣・神谷健太山本彰吾

血液型がAB型の3人。話のタネか本気かはさておき、AB型なのでちょっと変わり者であるという自負を強く持つ3人はAB型であるというアイデンティティによって繋がっており、「この3人だからこそ分かり合える」といった旨の発言がたまに出てくる。仲が良さそうで何よりである。

10月会(山本彰吾・藤原樹・鈴木昂秀)

10月生まれの3人は毎年3人で一緒に誕生日を祝う会を開いており、兄貴肌のやましょー、クールな藤原、おっちょこちょいの鈴木、というちょっと異色な3人が集ってちゃんと誕生日を祝っていることがかわいい。鈴木はEXPG時代に藤原に怒られたことがあり、グループ結成後も藤原のことをしばらく怖がっていたというのもポイント。2022年は10月会で朝からUSJに遊びに行く予定で前日夜にやましょーがしっかり3人分のチケットを購入したにも関わらず、当日朝やましょーがお腹を壊したため欠席となり藤原と鈴木の2人でUSJを楽しんだそう。やましょーのことを想うと泣けるが、藤原と鈴木が2人でUSJで遊んだという事実は大変味わい深い。

にゃんぺいじ(マース・ラキ・ライキ)

RAMPAGEメンバーが飼っている愛猫たち。藤原とマース、陣とラキ、与那嶺とライキの組み合わせ。マースは藤原の実家で飼っている猫たちの子で、藤原の強めの愛によりすでにぬいとしてグッズ化もされている。ラキとライキはもともと陣の実家で拾われた兄弟猫なので見た目も似ているが名前が似ているのは偶然だそう。メンバーのブログやインスタにもよく登場し、インスタライブやCLキャス配信では動いている姿を見せてくれることも。3匹とも性格もなんとなく飼い主と似ているところがまたかわいい。

ちなみに、藤原の個人プロデュースグッズのブランケットに描かれた猫化したRAMPAGEのことをにゃんぺいじと指すこともある。

神谷帝国(神谷健太・龍・後藤拓磨 ときどき浦川翔平&武知海青

神谷が皇帝として君臨する帝国。寮時代は数人ずつに分かれて同じ部屋を使っていたが、当時神谷と同室になった被害者もとい国民の声が近年明らかになってきた。部屋のメンバーは定期的にシャッフルされていたため誰が所属していたか未だ不明確な部分が多いが主な被害者もとい国民は龍と後藤。「今の自分があるのはやっぱり神谷皇帝のおかげ」と龍が述べるほどその忠誠心は高い。また、後藤は「すべては健太さんを中心に世界が回っている」とコメントしている。床暖で洗濯物を乾かすとパリッと仕上がるという神谷皇帝の世紀の発見により当時同室だった浦川も床暖で洗濯物を乾かしていた。

 

■ありがとうございました

言いたいことが多すぎてこんな長さになってしまいました。その上私は筆が遅いので書いているうちにだんだん「一体何のためにこんな記事を…?」と何度も正気に戻りかけたのですが、答えは一つ、「この感動を共有したい!」これしかないでしょう。はたしてこの長文を最後まで読んでくださった方はいるでしょうか。自己満記事にお付き合いいただき本当にありがとうございました。

2024年1月でデビュー7周年を迎えたRAMPAGE、彼らのおかげで毎日がイキイキFeel So Aliveです。大感謝、BIG LOVE。彼らの未来にたくさんの光が降り注ぎますように!

youtu.be

 

*1:事務所の名前。LOVE DREAM HAPINESSの頭文字をとってLDHという嘘のような本当の名前。

*2:グループカラーが正式に決まっているのかは不明だがだいたいなんでも黒い

*3:毎日投稿は大変そうだったので不定期になってほっとしている

*4:コンテンツに制限はあるが無料会員も有

*5:2020年12月のFC会報より

*6:https://m.tribe-m.jp/diary/detail?id=319475&table_type=1&comng_id=430&group_id=155&before=2020-11-21%2022:22:52

*7:三代目J SOUL BROTHERSのELLY

*8:2022年スペースシャワーTVでのMr.RAMPAGE決定戦に向けてのスペースシャワーTV公式Twitterの動画より

*9:「【らんぺ寮】メンバー念願の超豪華BBQ!2022/2/17

*10:https://realsound.jp/2020/04/post-542226_2.html

*11:https://battleoftokyo.jp/

*12:https://www.tokyoheadline.com/671329/2/

*13:https://mdpr.jp/interview/detail/3301227

*14:https://m.tribe-m.jp/movie/movie_confirm?llmovie_id=18809

*15:https://tvfan.jp/?p=1052568&page=8

THE SURVIVAL 2022はいつも君の中で光る

みんなー!ザワクロは楽しいかー?(イェー!)ETERNAL2ロスってるかー?(イェー!)BOTロスってるかー?(イェー!)THE SURVIVAL 2022、ロスってるかーーー????????

気付けばもう9月。大張り切りのLDHくんから怒涛のコンテンツを詰め込まれ、3ヶ月前のSURVIVALがすでにはるか昔のようですね。ここから先、年末まで続くであろうハイロー祭りの前になんとか書きかけだったSURVIVALブログを公開して私のTHE SURVIVAL 2022の記憶が新たなコンテンツで上書きされてしまう前にここに残そうと思います。いくらオタクと言えど、記憶力には限界がある。

あんなにもただ純粋に楽しいライブはいつぶりだったろうか。初日仙台の終演後、あまりの衝撃に骨を抜かれた軟体動物と化した私は椅子からずり落ちながら放心したまま動けず会場を出ても「こんな…こんなに楽しいことがあっていいのか……」とうわごとのように繰り返すことしかできなかった。そんな最高なTHE SURVIVAL 2022の評判をきちんとLDHくんが把握しているかオタクは心配です。HIROさん観に来てくれましたか。円盤ちゃんと出してくれますか。

 

自分が入った公演の記憶ごちゃ混ぜ文なので、時系列とかはないです。なおこの記事は神谷健太くんのオタクが書いているため、どうしても神谷健太くんだけ多めに描写される傾向があります。許して。あと文中の「オタク」は一人称です。主語デカ許して。

セトリ1曲ごとに言いたいことが多すぎた結果、びっくり長文になってしまった。

未来の私へ、この記事を読んでTHE SURVIVAL 2022がいかに最高だったか思い出してね。

 

  1. OPENING (全員)
    各グループが威勢よく名乗りをあげて登場するオープニング、サイフィのピカピカ最年少WEESAくん(18)の若々しい声が好きだったなあ。アウトローなMA55IVEとも昂然としたバリとも違う、これから始まるライブに飛び込む意気込みが伝わるようないきいきとした声だった。その後階段を降りてきたMA55IVEとバリがポスターを再現するように向かい合う画が天才。いつぞやの会場でやましょーさんとみくちゃんがマイクの先でお互いを指しながら向かい合っていたけど、どこからどう見ても闇の魔法使いの決闘だった。2人とも100億パーセントスリザリン。
  2. Determined(M)
    まずはそれぞれのグループの名刺曲から。一曲目を飾るDeterminedは、このTHE SURVIVAL 2022というライブがどのようなライブになるか予感できるような役割を担っていたように思う。MA55IVEはほとんどの曲に振り付けがないので各メンバーが自由に音に合わせて身体を動かしているのもそれぞれの個性が見られて良い。初期はうっすら振付あったらしいけど。
  3. ANTI-HERO'S(B)
    バリが登場すると会場の空気ががわぁっと盛り上がることを肌で感じて、ランペおよびMA55IVEおよび神谷健太のオタクである自分から見たSURVIVALと、バリのオタクから見たSURVIVALには大きな違いがあるのかもしれないと初日に感じたことを思い出す。バリの名刺曲といえばテンハネを思い浮かべるけど、あえてANTI-HERO'Sをこの位置に持ってきたことがTHE SURVIVAL 2022におけるバリの主人公感を増長させていて、この3グループの活動歴としては1番先輩になるバリの「ライブを引っ張っていくぞ」という気概を感じられて良かった。ANTI-HERO'Sはイントロからその場の雰囲気を一気に掴む良い曲だなあとライブで見る度しみじみ思う。
  4. PSYCHIC FEVER!!(P)
    明るくキャッチーでちょっとオラオラしているところがザ・LDHという雰囲気で楽しくて好きな曲。この曲でソロパートもらえるなら(ない話)WEESAとこころくんの「on and on and on and on on…」のパートがいいですよろしくお願いします。
  5. Who I Am(M)
    SURVIVAL 2022大好きポイントのひとつに照明の良さをあげたいんですけど、まずこのWho I Amでは各メンバーのバース前でメンバーごとに異なる色のライトの柱が何本も立つ照明がかっこよくて、TYF円盤で初めて見たMA55IVE登場の荘厳さを思い出した。やましょーさんバースの「only my life is one shot」で、やましょーさんの撃ち抜く動きに合わせて背景のライトがショットガンの音と共に光線のように<<<<<と光る演出が好きすぎて、今でも音源を聞くたびにショットガンの音を探してしまう悲しきオタク。ツアーラストの札幌公演、会場を漂うオレンジとピンクの照明とWho I Amの不穏なイントロに包まれて、夢のようだったTHE SURVIVAL 2022の最終公演の幕開けを噛み締めたなあ。
  6. No.1(M)
    小さめの会場(アリーナに比べて)でやることでこの曲の持つポテンシャルが発揮された気がする。キャッチーなので初見の人も乗りやすいし手を上げやすくて会場の一体感を感じた。「引きはしない never loose」で音に合わせて3拍子のようなステップで後ろへ下がっていく神谷健太くん、LOVE。
  7. Drip Drop(M)
    ドリドロはほんとうにかわいい曲だね(泣)オープニングから3曲、特に踊らなかったMA55IVEがここで振り付けのある曲をやることで新たな一面が見られるの、セトリが上手い〜!ところで完全にどうでも良い話なんですけど、大サビ前のスーパー神谷健太タイムでどうしてもドルヲタムーブ(両手を伸ばして「捧げる」的な動き)を脊髄反射でしてしまい……郷に入っては郷に従いたい気持ちはあるんです……。不思議とアリーナ規模の会場では出てこなかったこの動きが、ホールだとテンション上がりすぎて勢いあまってつい出てくる。札幌でもつい手が伸びてしまい、やってしまった!と思うも隣のfam(知り合いではない)を見たら彼女もやってたので共犯の気持ちになりました。
  8. 謎の新曲*1(M)
    マジでついぞタイトルもわからぬ謎の新曲だったんですけどこれは何の曲なんですか?(9月になっても不明)サビでみんなで大きくステップを踏むんですけど、その時の神谷健太くんの足の動きが可愛くて…あと、やましょーさんの「てきてきてき〜⤴︎」(うろ覚え)みたいなパートがかわいかった。
  9. RIDE OR DIE(M)
    東京公演から追加されたタイトルがわかる方の新曲。とにもかくにもRIDE OR DIEは最高だぜ!!!業火に焼かれ浴びるゴリッゴリにひずんだ音と歌声、切り裂くような浦川しょへちゃんのバース、炎の中永遠に溶けない氷柱のように艶のある神谷健太くんのメロディーパート…。*2
    曲との一体感に夢中になるあまり私のテンションも振り切れてしまいあまり記憶ないんですけど、ステージの真ん中で頭を振りながら歌う神谷健太くんを視界に捉えながら同じように頭を振っていると学生時代大好きだったバンドのライブで推しベーシストを見ながら一緒に頭を振っていた当時を思い出し、あの頃も青春で楽しかったけど、あの頃の自分の続きに今の自分がいて、あの頃と同じようにライブを全身で心から楽しんでいる今だって青春だな〜とぼんやり思うのでした。
  10. Tokyo Spiral(P)
    このSURVIVALが始まるまで実はサイフィの解像度があまり高くなく、メンバーの見分けがついてHotlineを聞いたことがあるものの誰がどのようなパフォーマンスをするのかまでは存じ上げない状況だったため、Tokyo Spiralのサビでやや掠れた低音でラップを担当する龍臣くんの声とビジュアルとのギャップに驚いた。
  11. Best For You(P)
    イントロから入り込みやすくて気持ちが良い。振り付けにあれこれ手数があって見ているだけでも楽しいけど、特にサビの「形じゃない〜」の振りに合わせて前に飛び出してくる振り付けが3D感あって毎回新鮮に楽しかった。
  12. Hotline(P)
    確かWEESAくんが曲の始まりに毎回「わかる人は一緒に踊ってください」的なコメントをしてくれるのだが、さすがになかなか難しいよWEESAくんと諭したくなる曲。りょうがくんは目線の使い方に色気があってかっこ良く、Hotlineのサビで顔を横に向ける振付が映える。
  13. Animal(B)
    歓声禁止のライブで声を出すなよというクレームは前提として、Animalが始まると毎回必ず(少なくとも私が行ったライブでは本当に毎回必ず)、ツアーの後半であっても、ワッと客席から声が上がるのが本当にすごい。Animalは間違いなく名曲だけどファンが盛り上がりやすいアッパーチューンではない曲でここまでファンみんなが喜ぶ曲を持てたことはバリの自信に繋がって嬉しいだろうなあ。Hotlineの次の曲がAnimalなのも、オシャレ曲の流れを上手く繋いでいてセトリが上手い。(2回目)
  14. Most Wanted〜Front Burner〜Make U a Believer〜44RAIDERS(B)
    去年行ったPASS THE MIC追加公演のセトリがすごく良くてそのセトリにこのメドレーがあったような気がするけど、そのメドレーと同じか少し変えたかんじですか?(質問)Most Wantedの海沼流星さんは毎度痺れるかっこよさで…それにしてもバリちゃんのこの手の曲は本当にかっこいい〜!私も早くiCONZ候補者になって「憧れはBALLISTIK BOYZです」と言いたい。
  15. All Around The World(B)
    一緒に身体を揺らしながら聴くAATWは一段と気持ちよかったなあ。「追いかけた流星を(略)足跡のない未来が待っているから」の歌詞で、むむ!もしやメンバーの名前が歌詞に散りばめられて…?!と調べてみるも特にそういうわけではなかった。
  16. ラストダンスにBYE BYE(B)
    バリスティックボーイズの新曲、すげーかっこいいんだけど聴いた?!ダンスもムズそうだけどめっちゃかっこよくてさ〜今度一緒に踊ってtiktokにあげようぜ(iCONZ候補メンバー人格)
    と、後輩たちがまたざわざわしてしまうほどかっこいいラスバイ、これまでのバリの曲としてはまた新しいテイストだけど、この曲の前にAATWをやったことで違和感なく繋がっててセトリが上手い〜!(3回目)あまりのパフォーマンスの完璧さに、もはや見ているだけですごく贅沢をしている気持ちになってくる。貸切の露天風呂、黒毛和牛のすき焼き、ファーストクラスのラウンジ、バリスティックボーイズのラストダンスにBYE BYE。サビの松井りきちゃんの凄まじい求心力のダンスはもはや私の語彙力では言い表せません……全人類はやく見てくれ、ひとまずタイの人々はみんな見てくれ。
  17. DJ〜ビートボックス〜サイフィDT(P)
    DJの方のDJタイムのあと、廉くんのソロビートボックス。こうしてデビューしたてのメンバーにソロの見せ場があるところも、THE SURVIVAL 2022のみんなで作りあげた感を感じられて良い。回を重ねるごとにお客さんがのりやすいように工夫していたのも伝わり、これからさらにいろんな場面で彼のビートボックスが活きるといいなあ。
  18. DT(M&B)
    数あるSURVIVAL 2022最高〜〜〜!な山場のひとつがこのDT。バリもMA55IVEもちょっとラフな衣装に着替えて登場。札幌では神谷健太くんがグッズのラップTを着て登場し、客席やバリメンバーに「見て!」とアピールしており非常にかわいいでありました(隙推語)。初日の仙台、この時点でかなり楽しんでいたのでDTのようなコーナーがこの世に存在していることをすっかり忘れており、「そういえば彼らはソロダンスができる人々!こんなに歌えるのにハチャメチャ踊れる!!」と溢れる歓喜で頭を抱えてしまった。
    トップバッターでアクロを披露したみくちゃんがソロ終わりに誘いこむようにしょへちゃんに手招きをし、売られた喧嘩を買うようにアクロで登場するしょへちゃんの流れがアツい…!からの日髙ニキですが、彼のことは直視すると恋が始まってしまうのでいつも薄目で見ています。次のたかひでちゃんは毎回華やかで、特に金髪ショートのウェーブがかったヘアセットで長い前髪から瞳を覗かせる姿がとびきりミステリアスで美しく、その次の海沼流星さんも合わせて美のパワーが炸裂していた。マサ→加納くんがソロの繋ぎで2人で踊っていたのも良かった。加納くん、ダンス初心者だったとは思えぬ成長ぶりで……ばあちゃんは………よよよ………(ハンカチ)そして神谷健太くんのソロのターンなわけですが、新規音源で神谷健太くんが踊っている姿を見られるこの幸せ!あの煌めき!客席の私は釘付け!初日仙台でのソロ、振り子のように動く彼の真っ白なスニーカーの残像が催眠術のようで………私はすっかりメロメロに………仕方ないんですこれは催眠術なので………。その後はりきちゃんとやましょーさん、そしてWりきやのペアが順に登場して、ダンスバトルのようにソロを披露。この組み合わせがまたニクい。りきちゃんとやましょーさんは登場時は穏やかな表情でがんばりましょーね^^と拳を合わせるのに始まった瞬間どえらいダンスを踊り出す。小さいお子さんが泣いちゃうでしょうが。りきちゃんのソロは毎回人格が変わるように踊り方も違っていてすごいし、やましょーさんがソロ終わりにりきちゃんにおいでおいでして一緒に大砲打つ流れが微笑ましかった。Wりきやは師範と弟子のようで、2人で手を合わせて一礼してから始まるのがコミカルでかわいく、いつぞやの公演で踊るりっきーの後ろでりきやさんがグッズのフラッグを巨大な旗のようにぶんぶん振り回していたのもとてもかわいかった。
  19. Special Showcase(M&Bラップ組)
    MA55IVEの神谷健太くんを除いた4人と、バリのラップチーム3人による「Special Showcase」。初日の仙台、「あれ……けんたおらんが……(何かを察知)」でほぼ気が気ではなかったものの、この曲もめちゃくちゃかっこいい。このライブだけのスペシャルショーケースとか言ってないで早急に音源化して配信していただきたい。りきやさんはMA55IVE曲のサビのメインパートをほとんどの曲で担当しているけど、りきやさんの癖もなく安定した声のおかげでいつも曲の聴きやすさが保たれていると思う。あと何と言ってもこの曲は海沼流星さんの鬼気迫るように畳み掛けるラップがすごかった。
  20. Chasin'(Bラップ組)
    MA55IVEの4人が上手にはけていくとともに、バリを象徴する真っ赤な照明がじわじわとステージ上手側を浸食して全体が真っ赤になり、その真ん中でChasin'のサビをアカペラで歌い始めるりっきー、という流れがとにかくかっこいい。これまでHIGHWAYのことが好きすぎてChasin'くんのことをいまいち受け入れられずにいた私でしたが、Chasin'……アンタの良さ、気付けなかったあたしがバカだったよ……乾杯。
  21. Snow Candy(P)
    暗転の後、ちょっと一息ついて仕切りなおし感のあるしっとりした一曲。私はとにかくこのSURVIVALでSnow Candyが大好きになってしまったんですけど、それは曲の良さはもちろん、この曲の演出が大好きだったことが大きい。始まり方が特に好きで、グループカラーであるグリーンにベージュが合わさったカジュアルな衣装を着たサイフィが3段に並んでいて(ステージ上段と下段で踊り、ボーカル担当が階段で歌う)、その配置がそれまでのセトリのなかで新鮮に感じた。さらにそのメンバーにオレンジのピンスポが当たることで一瞬全員がベージュのセットアップを纏っているように見えて毎回ハッとした。今回のTHE SURVIVAL 2022はHIP HOPテイストの濃い3チームが集まったことが目玉のひとつなので強めの楽曲が多かったなか、このSnow Candyではちょっと見せ方を変えるだけでそれまでのセトリにはなかった上品さが前面に出てきたことが良い。何度聴いても聴き心地が良くて、ライブ中盤にはぴったりの一曲。セトリが上手い。(4回目)
  22. In My Eyes(Bボーカル組)
    着席を促され、やっと座れた我々。歌っている4人には大変申し訳ないが本当に体力的にもメンタル的にも休憩できる時間がこの1曲しかないためほぼ毎回この後の展開に備えてHPを回復させながら見ていた。この曲の間、ステージ後ろの「SURVIVAL 2022」のロゴのライトがチカチカ光っていたのが切れかけのネオン管のようで曲の雰囲気に合っていて好きだった。このライブは本当に照明が良い。
  23. MC(Bボーカル組)
    ステージ上に5本のスタンドマイク、真ん中を空けてMCを始める4人、それまでの4曲にいなかった神谷健太くん、全てを理解したオタク。
  24. 君となら(Bボーカル組&神谷)
    日髙ニキの紹介で登場する、キラキラのジャケットに袖を通した神谷健太くん。高校生の頃チーム九州として東京校にボーカル修行をしたというエピソードを持つ2人がこうしてそれぞれマイクを持って同じステージで同じ曲を歌う日が……ありがとうTHE SURVIVAL 2022……配慮が行き届いている……。ツアー初期の公演では緊張した面持ちで観客が目に入っていないのではと思うほど真っ直ぐ前を見据えて歌に集中している様子だった神谷健太くんだけど、公演を重ねるごとに少しずつリラックスしている様子が伺えたり、裏声で歌っていたパートが次の公演では地声に変わっていたりなど、試行錯誤しながらもツアーを通して成長している様子が伝わってきた。普段のRAMPAGEのステージで表情豊かに音や歌詞に合わせて様々なアレンジ(振付無視とも言う)で踊るパフォーマーとしての神谷健太くんはさながら数多のスパイスをブレンドしたカレーなのに、そんな彼が歌うバラードはすべての雑味を排除した真っ直ぐで温かく心に染み渡る透き通った出汁のような………例えが下手ですみません伝わってくれ。
  25. Choose One(P)
    万感の思いの「君となら」が終わり、爽やかなイントロで登場するサイフィのみんな。しっとり着席していた我々を叩き起こすかのようなガシガシダンスと耳に残るあいやいやいやいのメロディーで、聴けば聴くほど、見れば見るほど好きになった一曲。普段あまり歌詞を気にしていないけどこの曲は印象的なフレーズが多く、言葉のが音に上手くのっていて好きです。特に好きなのは、1番Aメロの「すぐversion up  OSみたくfreshでいたいじゃん」。ジミーちゃんはあまりに手足が長く激しいダンスを踊ると身体の周りをびゅんびゅん手足が動いて新体操のリボンのようですごい。曲終わりに踊ったそのままの動きで全員で歩いて退場するという独特な捌け方のため毎公演ざわ………という戸惑いの空気が流れ、記憶の限りでは初日は無言で捌けていったけどあまりにシュールだったからか次からは「まだまだ楽しんでいきましょう!」的な声かけをしながら捌けてた。
  26. Way Up(M)
    2022年楽曲大賞候補としか言いようがない名曲、みんな大好きWay Up。イントロのブラスの音色を聴くたびに朝日が昇る爽やかな青空のような、一方で温かくもどこか寂しい夕暮れのような気持ちになる。手を広げながら目を閉じて「飛び立つ翼で we go どうだい? 生きてるステージの上が oh life」と歌う神谷健太くんの気持ち良さそうなこと。バリのりきちゃんとみくちゃんがこの曲を好いていて、いつもリハーサルで客席に座ってway upを聴くのを楽しみにしているということをブログに書いていたのが本当にかわいい。アウトロでの音源にはないやましょーさんのアレンジ「今もいい でも未来もっといい。もっともっと上にこの手掴むDream…」の優しくキラキラした声の余韻で白飯3杯いただける。
  27. WAVIN'(B)
    Choose OneからのWay UpからのWAVIN'という曲のテイストは違えど海辺と空を感じさせる3曲をさらっと並べる良さ!セトリが上手い!(5回目)いつの公演からかバリのみんながご当地グッズ?を持ちながら登場することになり、被り物を身につけたりぬいぐるみを持って自由にしたりとたいそうかわいかったです。2番からは皆グッズとおさらばしていたけど、みんながそっとステージ袖のスタッフに渡したりステージ端に置いたりする中、とある公演ではりきちゃんがステージ袖に被り物のイカを放物線を高く描きながらぶん投げていて強かった。りきちゃんとWAVIN'といえば、千葉公演では「Hey! Now!〜」でジャンプするタイミングを間違え1人大ジャンプをかましてしまったりきちゃんがその後恥ずかしそうにMasaの後ろに隠れて縮こまってしまい大変にかわいそかわいかった。
  28. Pasion(全員)
    もうね、のけぞったよ。イントロのパッパッパパパーパッが聞こえた瞬間に稗田八方斎のごとくのけぞったよ。初日仙台、ステージセット2階のセンターで神谷健太くんから始まるPasionを目にしてしまった時、あまりの興奮に流石に隣の友人に「こんなに楽しくていいの?!?!?!?」と問いかけてしまった。Pasionはみんなで踊れば踊るほど良いのでTribe全体のライブでも頼むから全員総出でPasionしてほしい。Pasionは最高。Pasionが優勝。早く私もPasionをbgmにどこかに登場したい。
  29. Fandango(全員)
    PasionからのFandango、こんなに贅沢をしてしまって良いんですか?Fandangoを3グループ皆で踊る様子、見たかった景色がそこにあった……。合同ライブの盛り上げ曲でグループごちゃまぜで楽しそうにゆるゆる踊るのもかわいいけど、私はずっとかっこいい曲をかっこよくみんなで踊っているのが見たかったんです。THE SURVIVAL 2022、私の気持ちわかってくれすぎ。
  30. Jump(全員)
    ここに食い込んでくるJumpくん。3グループ2ターンずつボックスから引いた席に何かをプレゼントしてくれる(とことんくじ運がないタイプの人間のため、プレゼントコーナーに興味がなさすぎてもはや覚えていない)。
  31. Life Is Party(全員)
    グループごちゃまぜでステージにあちこち散らばって好き放題やってる最高にHappyなお時間、至るところでカワイイの団子が出来上がっているので完全に目が足りず人類の進化の遅さを呪った。神谷健太くんは主に沖縄の愛すべき後輩こころくんをターゲットに定め様々な迷惑行為を行っては眉を下げきった困り顔こころくんにお世話されており(定位置に移動させてもらう・ご機嫌で振っていたフラッグを押し付けて持ってもらう・股間の位置で持っていたフラッグを没収されるなど)オタクはこころくんの苦労を見守ることしかできず……でもまあ、サビの「思いのままに!踊ろう一緒に!」に合わせて2人で楽しそうに奇妙なダンスを踊っていたので良し!ところでサビは客も一緒に踊ろうな振り付けのため「ハロヲタたるもの踊れなくては」という使命感のもと*3しっかり一緒に踊るのですが、「we rock the party」の手の動きに個人差があって正規の振りがわかりません。
  32. MC(全員)
    終わってほしくなさすぎて私が4歳児だったらこのMCが始まった途端地べたにひっくり返って泣き喚いてた。MA55IVEの面々は毎回バリちゃんに話を振られてから「誰話す…?」ともにょもにょし始める自由気ままさでバリちゃん(主にMasa)から「しっかりしてくださいよー!」とクレームを入れられており、この3グループの良い意味で上下関係薄そうな(イレギュラーな立ち位置のMA55IVEとバリちゃんの持つフラットな空気感によるところが大きそう)雰囲気からTHE SURVIVAL 2022のチーム感を感じられて良かった。
    サイフィデビュー直前の札幌公演ではやましょーさんの提案で(LOVE)サイフィが1人ずつ挨拶する機会があり、特に下積み期間の長かった剣くんの言葉にはグッときた。みんなデビューできて良かったなあ。
  33. SUMMER HYPE(全員)
    えーん!ママー!終わるのやだー!ずっとこれじゃなきゃやだーーーっっっ!!!しかし非情に流れるサマハイの軽快なイントロ。陽キャしょへに翻弄される加納くんや、お茶目にオリジナルダンスを踊り始めるりきやさん、数多のメンバーに膝を狙われる半パンりゅーしんくん、サイフィメンバーに囲まれて熱唱する日髙ニキなどあちこちでカワイイが発生していて大変でした。特にいつも2番の「溶けないiceが時を刻む…」に合わせてマイケルのようにポーズを取り踊るMA55IVEの面々が楽しそうですごくかわいかった(そんなMA55IVEと鉢合わせてちょっと参加する(参加せざるをえないともいう)みくちゃん)。途中に入るDJの方の紹介タイムで、DJに合わせておふざけする日髙ニキと隣で爆笑するりゅーしんくんというゆる〜い先輩後輩感もかわいかった。札幌公演ではみんなで一列になる時に神谷健太くんが隣のりょうがくんに「デビューおめでとー!」と叫んでおり、それをニコニコ見るりょうがくんというラブドリームハピネスも。
  34. アンコール
    仙台初日、すでにこの時点であまりの満足度にあしたのジョーばりに燃え尽きて椅子に腰掛けていたオタクはまさかこの後に怒涛のアンコール3曲が待ち受けているなぞ思いもよらないのであった。
  35. Heads or Tails(B)
    天地を震わすイントロのジャーーーン!!が鳴り響き、これから何の曲が始まるかを認識した瞬間もはや泡を吹きながら席から立ち上がらざるを得ないオタク。この音を耳にして立ち上がらずにいられる人間がいるか?否。そしてアンコールから白のベロアジャージ衣装に身を包んだバリスティックボーイズがEXILE TRIBEの波動を放ちまくっていて「私はEXILE TRIBEのライブに来ているぞ!」と再認識させられ興奮した。ベロアジャージのジッパーを開けて腹筋を露わにしながら踊る黒髪の日髙竜太!好きになってしまうやろがい!間奏ではこれまた緑のベロアジャージを纏ったサイフィが飛び出してきて最高。サイフィはなんかこう、Best For Youのダンスも然りでこちらに飛び出てくる3D的な印象がある。バリのレゲエテイストにアレンジされたHoT大好き。
  36. No Limit
    HoTを大興奮で終えたと思ったら愛するノーリミが始まり息継ぎができない!真っ黒のベロアジャージ姿で登場するMA55IVEがかっこよくてかっこよくて…わたくし、ジャージをダルっと着こなしてキャップのつばを後ろ向きに被ったB-BOYスタイルのKENTA KAMIYAをこよなく愛するオタクです…(自己紹介)MA55IVEがランペの曲をやるにあたって大きく気になるポイントってスリボパートの扱いだと思うけど、このノーリミではスリボパートは歌わずに音源をうっすらと流してスリボの歌割の合間やスリボの歌の上からMA55IVEのラップアレンジを加える新しいNo Limitになっていたのがすごく良かった。スリボ(またこの曲の場合は本家EXILEも)を尊重しつつMA55IVEならではのノーリミをこのTHE SURVIVAL 2022のために新しく編曲してくれたスタッフの愛と熱意が嬉しかった。で、この新しいMA55IVE ver.のノーリミがまためちゃくちゃかっこよくて、もはやランペのノーリミを聞いているとMA55IVEのラップの幻聴が聞こえはじめるほどにこのMA55IVE ver.を愛してしまっているのでどうにか音源化してほしいんですけど…どこに要望を出せばいいですか…THE SURVIVAL 2022の円盤化はもちろんいつ何時も願い続けているけど、映像の円盤化だけではなくとにかくライブCDも出してほしい。このライブでしか聴けなかった数々のアレンジを聴きながら街を歩きたいんだよ。
  37. 24WORLD(全員)
    HoT→ノーリミの2曲で沸騰するヤカンの如く興奮していたオタク、まさか最後の最後で、このバリマッシブサイフィの3グループだけの合同ライブで、私の心の神棚に祀り崇め奉っている24WORLDを聴けるとは夢にも思わず、完全に放心。さらにそんな放心状態のオタクに雷を撃ち落とすように響き渡る神谷健太くんの「welcome to the 24world oh〜!」。こ、こ、これは何…?私は誰…?ここはどこ…?宇宙はいつから………?なんか、ここまでの衝撃と悦びで自我が吹っ飛んだ経験、これまでのオタク人生で初めてだったかもしれない。けっこういつでもステージを冷静に見ていられる人間だったんですけど、この24WORLD事変ではいつもの「一歩引いて見ている自分」はおらず、完全に当事者でした、THE SURVIVAL 2022の。ステージの真ん中でかの「youngでpoorでもfabulousならokay」を歌ってキメる神谷健太を見る日が来るなんて………。イマジナリーバルログ持ちサイリウムを全身全霊で捧げました。この24WORLDはダンスも大好きなんですけど、この最高のダンスをホールという圧倒的に見やすいステージで2段になって全メンバーが最初から最後までお手振りもなくがっつり歌い踊るさまはもう圧巻で、1階席から見える光景はもはや24WORLDの壁、ウォール24WORLD。Jr.EXILE ver.にあるバリのラップパートの後にMA55IVEの4人のラップパートも追加されていたのもめちゃくちゃ良くて、ノーリミ然り、既存曲を3グループがそのままパフォーマンスするのではなくこの3グループの良さを十分に活かすために既存曲も新しくアレンジするような心意気がTHE SURVIVAL 2022の大好きポイントの1つだったな。アンコールでの浦川翔平さんがもうとにかくあまりにかっこよく、最前真ん中で24WORLDをバチバチ踊る浦川さんの流石EXPGエリートだぜ!なかっこよさがおふざけフィルターゼロで飛んできて刺さりまくる。そんな彼の後ろにはこれまたEXPG育ちのたかひでちゃんが美麗かつオラオラ度高めに踊っていてグッとくるものがあり、一方別のところでは強く速くかっこ良いジェット機のように踊る海沼さんがいるし(海沼さんの踊りのかっこよさってなんとなく飛行機みたいだなと思ってる)、そんなことをしていたら上段センターに「続いていく この星が君に見える限り」とこの曲の魅せ場を歌い上げるあまりに眩しいスターの神谷健太くんがおり、もうとにかく全てのメンバーが魅力的なのにスーパー神谷健太タイムの一挙一動を見逃すわけにもいかなくて最終公演の最終曲になってもまだ「好きな男が多すぎる!!!!!!!助けて!!!!!!!!」とパニックを起こしていた。

 

そんなこんなのTHE SURVIVAL 2022、最初から最後まで「これが見たかった!」がたっぷりで、興奮を抱えきれずに爆発四散した私の身体は毎公演終わるごとに「ありがとう、THE SURVIVAL 2022…」とBIG感謝と共に塵となって終演後の会場内を漂うのでした。

なんかもうただただ純粋に何の雑念も無く本当に心のままに楽しく、ここ数年はどんなライブでもジャンプを煽られても膝をちょっと曲げるくらいのはしゃぎきれないスカした大人になっていたけどこのTHE SURVIVAL 2022では全身で音を楽しんでいる自分がいて、PasionやFandango、Jumpも気付けば漲るエネルギーのままぶっ通しで飛び跳ねていた。もちろんRAMPAGEを好きになってLDHのライブに通うようになってから行ったこれまでのどのライブも楽しんでいたけれど、THE SURVIVAL 2022は音楽が好きな自分のライブの楽しみ方と、アイドル(便宜上この言葉を使う)を好きな自分のライブの楽しみ方をはじめて上手くミックスすることができた空間だったように思う。それまでパフォーマーのダンスをコンマ1秒見逃すまいと防振を構えていた私がフラッグも防振も置いてこの身一つでライブを楽しめたことで、ライブをどう楽しむか・何を重要視するかのバランスを考えるきっかけになった。

RIDE OR DIEで青春を感じたと少し綴ったけど、ティーンの頃より自分で自由にできることが増えていろんな会場へ行ってオンラインで仲良くなった方にも直接会えて心の底から楽しいライブがあって、THE SURVIVAL 2022に夢中になったあの1ヶ月半はまさに大人の青春だったなあ。きっとこの先の人生で何度も思い返す楽しい楽しい時間だった。

 

先日のランドプにて神谷健太くんが夏の思い出にSURVIVALをあげていたけど、「楽しくてしょうがない。行きから楽しい、空港から楽しいもん、会場ついても楽しい。」と話していたことが本当に嬉しかった。ずっと歌うことを夢見ていた彼はSURVIVALでたくさん歌うことができてどれほどの達成感があっただろうか、喜びよりも悩みや苦労した部分が大きかったんじゃないだろうかと気になっていたから、この神谷健太くんの言葉や「SURVIVALはご褒美」と語るMA55IVEメンバーの話を聞いて「ああよかった。私がSURVIVALを心底楽しんでいたように、彼らもSURVIVALを楽しんでいたんだ。」となんだかほっとしました。

 

嗚呼、ありがとうTHE SURVIVAL 2022、私の大人の青春。

円盤発売決定のご報告、いつでもお待ちしております。

 

 

 

 

 

*1:LITでした

*2:神谷健太は氷雪系」by世界さん

*3:ハロプロのオタクは客席でめちゃくちゃ踊る

ラブドリームハピネスはすぐそこに 〜RAMPAGEに導かれ〜

 この頃世間(極狭世間)では空前のランぺ沼落ちブログムーブメントが起こっているので、どうせなら私もこの波に乗っかりどのようにしてランペ最高!Jr.EXILE最高!ラブドリームハピネス!な人間へと成長したのか、そのきっかけを記録しておこうではないかと思った次第であります。

私だってまさかこんなにLDHにハマるなんて思ってもいなかったよ。高校生の頃カラオケで友達が歌っていたEXILEのI wish for you、当時は無の感情で聞いていたのに今では毎朝のアラーム音だしLDHの安寧を思って泣ける。という具合で言いたいことがありすぎてめちゃくちゃ長くなりました。本当はアイドルオタクの視点からランペおよびLDHを好きになって驚いたことなども書きたかったけどおさまるはずがなかったので諦めました。それはまた機会があれば。 

・始まりのハイロー

・転機:ザワ

・KENTA KAMIYAに矢を放たれた話

・Jr.EXILEはいいぞ

・おわりに

の5部構成です。いや長すぎ。

 

・始まりのハイロー

遡ること2016年秋、マジでLDHとは無縁のオタク生活を送っていたあの頃、TwitterのTLで「どうやらハイアンドロー(通称ハイロー)というLDHのヤンキー映画がたいそう面白いらしい」という情報を得た。LDHのことはよく知らないし怖いが、そんなに面白いなら見てみるか〜という軽い気持ちでオタク仲間を誘って映画館へ。まさに衝撃。当時ハイローに出演しているLDHキャストではTAKAHIROと岩ちゃんさん(うっすら)しか知らなかった私がエンドロール中生まれて初めて「興奮で手が震える」という現象に陥るほど、その圧倒的なキャラクターたちとアクション、美術、音楽、疾走感、そしてツッコミどころの多さ、その全てをひっくるめたハイローエンターテインメントに魅了されてしまった。映画館を後にしながら興奮のあまり声のでかさを抑えられない我々はこれでは周りに迷惑がかかると小雨が降るなかテラス席に座り、しっとり濡れながら止まらぬハイローの感想をぶつけ合った。

そんな風にしてハイローと出会った私だったが、その後はハイローのサントラを聴き込んだり新作映画が上映されれば観に行ったりするようになるものの、LDHの各グループまでは食指が動かずあくまでハイローが好きなオタクとしてとどまるのだった。

 

・転機:ザワ

時は経ち2019年秋、ハイローの新作ドラマ及び映画が上映されることは知りつつ「ハイロー本編じゃないし、新世代もわからんし、別に観なくても良いかな〜」とスルーするつもりだったのがまさに私が「ここまでされた」ハイローザワースト・通称ザワ。渋る私の思い腰を上げたのはTLに流れてきた泣くオタクも黙る小田島有剣だった。(サムネ左から2番目)

youtu.be

そのあまりのビジュアルに、これはなんだか観たほうが良さそうだぞ…というということで映画館へ向かう。その結果、村山さんかわいい!轟かわいい!小田島最高!あと主人公の花岡楓士雄もハイローには今までいなかった陽の巻き込み型主人公でハッピーなかわいさがありよかった!というのが最初の感想で、その後しばらくは村山と轟、小田島のことで頭がいっぱいだった。

なんとか村山たちの映像の破片を摂取したいという思いで、ザワの主題歌的ポジションだったTHE RAMPAGEとやらのSWAG&PRIDEなる曲のMVをYouTubeで再生してみる。

youtu.be

おっ!司がおるやん!きみボーカルだったんだね!もう1人のボーカルはザ・LDHな風貌!最近のLDH (GENERATIONSのこと)はかわいいプードルみたいな子とイカつめのマッチョをあえて組み合わせることでファン層を増やしかつマリアージュを楽しむ戦法をとっているし、このグループもそれを受け継いでいるんかな!ん?もう1人いますね?ボーカル3人?え、、、おや、、、、?キミ、、、、、どこかで、、、、、?あれ、、、、、、、、もしかして、、、、、、楓士雄ちゃん、、、、、、、?ハッピーわんこ花岡楓士雄ちゃん、、、、、、、、、、???いやいや待て待てあのニコニコ楓士雄ちゃんが?この日本刀のごとき切れ味を放っているアンニュイカリスマお兄ちゃん?しかも堂々のセンターじゃん!王じゃん!聞いてないです!!!

と、このようにしてお名前しか存じ上げなかった川村壱馬さんがいかにカリスマ的存在であるかを完全に理解した私は「あの花岡楓士雄ちゃん」と「この川村壱馬さん」を確かめるためにもなんとしてでもザワをもう一度観に行くしかなかった。上映終了も間近だった当時、オタク友人2人を平日朝に突然「今夜はハイアンドローです」と呼び出し華麗に2回目のザワを終えた私の全身は「花岡楓士雄かわいい!!!川村壱馬すごい!!!」という楓士雄への愛で満ち満ちていた。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEへの扉が開いた瞬間である。(なおその日ゼロ知識でザワを浴びた友人2人も見事に落ちた)

 

突然出会った沼の気配には警戒して挑む性質なので、何もはじめっからランペの谷底へと転落したわけではない。まずはYouTubeでMVを見たり、アルバムをダウンロードして聴いてみたりと、楽曲に触れるところから始まった。余談だがハロプロもジャニーズもサブスク未解禁の鎖国状態なので、サブスクでたくさん曲が聴けるとはなんという幸せなことだろうか。

さて、まず言いたいのはTHE RAMPAGE、曲がめちゃくちゃ良い!HIPHOPもラテンもNew Jack Swingも、どれも彼らのグループカラーに合っていてかっこいいし、たまにあるCan’t say goodbyeのようなポップな曲もかなり良い。そしてボーカル3人のそれぞれの良さがあることは大前提として、私はとにかく川村壱馬さんの歌声が好きだ。これまでの人生で聞いてきた歌声の中でトップクラスに好きだ。思えばハイローにハマった当時、前述したサントラを何度も聴いていたがその中ですごーく耳に残る歌声の人が1人いた。それこそが川村壱馬さんだったのだ。数年越しに答え合わせができたことにより、こうしてランペに興味を持ち始めたことへの納得感も増した。

2019年11月〜12月には年末の大型歌番組にランペが出ることを知り喜んでいる記録があるため、心の距離はかなり近づいていた模様。ただ、メンバー16人のうち当時判別できていたのはおそらく7、8名ほどで、ボーカル3人と、初期からハイローに出演していた「龍」と「たかひで」、あとは歌番組に出演していたときにトークをしていた「海青」と、その後ろにいてなんかちっちゃくてかわいかったので覚えた「岩谷しょうご」と「しょうへい」だったように思う。

横アリでのザワ応援上映横浜アリーナ応援上映をするという狂ったイベント。アーティストによるライブつき。)は映画館でのライブビューイングもあったものの、ハロプロのほうでどうしても外せないコンサート*1のライビュがあったので断念。2回目のザワを一緒に観に行った友人2人はこのライビュを観てランペへの熱も上がったようだった。

 

そんな中、私が完全にランペを好きになってしまうイベントが2019年年末に発生する。上述の2人との、定例開催オタク合宿である。泊まり込みで円盤を見たりプレゼンをしたり、とにかくひたすらオタク的な何かをする合宿なのだが、この時のメインイベントはずばり友人がついに手に入れてしまったTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE  LIVE TOUR 2019  THROW YA FISTのライブ映像を観るというもの。

このライブ映像がまた、超〜〜〜〜〜〜〜〜〜良かった。壮大なオープニング映像から、ババーンとメンバー16人が長い花道に一列に並んで登場する姿にめちゃくちゃ興奮した。1人ずつデザインが異なる赤い衣装がかわいく、その衣装で歌い踊るFandangoからのLA FIESTAはもう最高。ステージ上にあるカメラの周りを囲んで踊る図は少クラで見たこともある楽しいやつ!そして爽やかな曲調になった瞬間のメンバーの表情の綻びがかわいい。他にも、Knocking knockingでの岩谷さんに悲鳴をあげ、タンクトップ引きちぎり芸に思わず手を叩いて笑い、壱馬さんのソロラップでのカリスマ性に「生まれ変わったら川村壱馬を崇拝するJKになる」と決意した。後半の盛り上げ曲ゾーンではメンバー同士が楽しそうに戯れる様子がたくさん映っておりかわいい……愛おしい……の気持ちが溢れ、アンコールのMA55IVEパートでは歌いたいパフォーマーがこうして歌える機会がちゃんとあるのは優しくて良いな〜とほっこりした(ほっこりするような曲ではない)。

なお、この時友人たちとメンバープロフィールを参照しながら見ていたものの「いつき」と「まこと」の区別がどうしてもつかず、どちらかが映るたびに「ピンポーン!これはまこと!」「これはいつき!」と答えるいつきまこと早押しバトルが同時開催されていた。ただ混乱したのはいつきとまことくらいで、その他のメンバーは見た目が特徴的なおかげか意外とすんなり覚えられた。ライブ映像に大満足し、即さらなる詳細プロフィールをリサーチ。「沖縄出身の2人は幼馴染でハイサイコンビというらしい」「かずまさんはまことを寵愛しており、その様子をかずまこというらしい」「アー写のりきやさんは1992と書かれたヘアバンドをしているのに1992年生まれじゃないってどういうことなの」「いつき、3つ子らしいよ!?」3つ子のいつき、この日一番の衝撃。

そして翌朝、早速インスタのストーリーでリアルタイムの新鮮なかずまこを浴び、「かずまこ」の存在を確信して新年を迎えることとなる。

 

・KENTA KAMIYAに矢を放たれた話

正月休みはメンバーのブログを延々と遡ることに費やされ、これまでのwebのインタビュー記事や動画を漁り情報収集をする日々が始まる。かずまさんおよびかずまこへの「燃え(MOE)」 を原動力にランペへの道を歩み始めた私だが、2月にはこのように供述している。

ハイサイの2人、なんか良いじゃん…?沖縄出身だからか、独特のグルーヴ感があるというか……(沖縄文化に夢見る人間)。とはいえ、メンバー16人もいるのにそれぞれみんな魅力があって仲も良さそうで、困っちゃうほど本当にみんなかわいい。推しを1人に絞るなんて酷なこと、永遠にできない気がする………とアルティメット箱推しコースかと思われた状況で、「その日」は突然やってきた。彼らのファーストツアー、GO ON THE RAMPAGEのライブ映像である。

グループの解像度もかなり上がったころに円盤を購入したものの、ちょっと前のツアーだし、みんなおぼこすぎてTYFほどテンション上がらないかもしれないナ〜などと思いながら再生ボタンをぽちり。ホールはやっぱり見やすい!みんなちょっと若いし、年少メンバーはまだまだ少年の面影が強いわね〜という感想を抱きながら見始め、そして5曲目のDream On。そのラスサビ、「♪時は前にだけ流れてゆくから」の神谷健太。これです。

ここでカメラに抜かれた神谷健太さんが、ステージライトを浴び汗を流しながら心から楽しそうに、真っ直ぐに客席を指したその一瞬、私の中の時が止まった。大好きなアニメ スタミュの一曲に「ターンを切る瞬間 汗が夢に届く」という歌詞があるが*2、その歌詞が思わず頭を過ぎるほど、真っ直ぐ伸ばした彼の指先から「今この瞬間が楽しい!」と叫ぶような感情が放たれ、テレビ画面を見つめる私の心を貫通して、ずっと先にある彼の夢へと続いているように思えた。

すでに円盤が手元にある方は、ぜひこのDream Onで一度神谷健太に注目してみてください。ずっと楽しそうに踊ってるんだよ………キラキラに眩しく………ほんとにさ………。

ということで、この一瞬で神谷健太にズギュンと射抜かれてしまったのでした。でも本当にありがたいことに、彼のダンスも、歌も、自由な考え方も、沖縄育ちな空気感も、かわいいひらがなしゃべりも、運動神経の抜群さも、エンターテインメントへの真摯さも、自分のことが好きなところも、人それぞれ違いがあることを前提に思考して話してくれるところも、楽器も演技もできるところも、好奇心旺盛なところも、デジタルに疎いところも、なんだかんだ面倒見が良いところも、綺麗好きなところも、料理するところも、コマ回しが上手いところも………と挙げればキリがないほどに好きになってからもどんどん新しい好きな一面が出てくる。特に彼のダンスは見ていて気持ちが良く、自分流に崩して踊るからか「振付を踊ってる感」が薄くて彼がリズムを感じて身体を動かしたいままに踊っているような身体の使い方が大好きだ。以前何かのインタビューで「私生活の動き全てがパフォーマンスに現れるんですよ」と彼自身が言っていたがまさにその通りで、彼の一挙手一投足の動きの流れがダンスと一体となっているように感じる。(あくまで素人目の話です)

あととにかくキャラデザが好き。神谷健太のキャラデザが天才。好きな二次元キャラが服着て歩いとる。*3

 

・Jr.EXILEはいいぞ

私がここまでランペおよびLDHを好きになった大きな要因、今のJr.EXILEが面白すぎる!

Jr.EXILEとは、ジャニーズでいうJr.とは異なりデビュー済みの若手グループ4組の総称で、活動歴の差はあれど年齢もだいたい20〜30歳という同年代が集まっている。私はとにかく事務所内群雄割拠な状況が大好物なオタクなので、先輩・後輩関係はありつつ同年代、スクール時代からの人間関係もあり、そしてそれぞれのグループカラーが明確、かつどのグループも曲が良いという今のJr.EXILEの状況はもうヨダレものなのです。

ランペの曲を聴き始めた頃、このMVを見た私は「どうして早く教えてくれなかったの!!!」とTwitterで喚き散らかした。

youtu.be

これはBATTLE OF TOKYOというJr.EXILEのチームが架空の未来都市超東京でリアルとバーチャルがうんたらかんたら……メンバーのアバターができてアニメや小説にも展開されてなんとかかんとか………といういまだによくわからない壮大なプロジェクトなのだが、その先駆けとして公開された楽曲とMVはJr.EXILEの4グループが総当たりの「VS」形式をとったもので、これが本当によくできている。4グループそれぞれが得意とする曲の特徴を、1対1でぶつけたり混ぜたりすると確かにこういう曲になる!という感動と面白さがあり、事務所内群雄割拠大好きオタクとしては「まさにこれを求めていた!!!」的バトル曲だった。

その楽曲のあまりの良さからBATTLE OF TOKYOの存在は確実に私をランペにとどまらずJr.EXILE全体を好きになるきっかけとなった。特にアルバムの最後に収録されているLDHのアンセム的楽曲(だと私は思っています)「24WORLD」は、聴いているうちに自分の身体を宇宙が駆け巡っていくような、勝手に人類の歴史を走馬灯してしまうような、そんな圧倒的な壮大さがあり、その快感を得るために2020年狂ったように再生し続けた一曲である。私もはやくYoungでpoorでもfabulousならokayになりたい………。

24WORLD

24WORLD

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こうしてJr.EXILEにズブズブになっていた2020年7月、LDHの2019→2020カウントダウンライブの円盤が発売され、もちろん購入。ランペもバリもファンタもかわいい!ほかにも普段見る機会が少なかった事務所アーティストの方々を見れたり、三代目さんのすごい人気を実感したりしながら、トリはEXILEEXILEのメンバーが登場した瞬間、全身鳥肌がたった。オーラが違う!霊圧が違う!ここにいるのは紛れもなく「スター」!それまでの人生でテレビでなんとなく見るだけだったEXILEのメンバーなのに、同じEXILE TRIBEの下の世代からゆっくり見ていくことで、テレビのスタジオではなく福岡ドームという大きな会場にいることで、こんなにも大きく力強く輝いて見えるのか。そして2曲目のI wish for youをパフォーマンスするEXILEを見ているうちに、自然と涙が込み上げた。私が今愛しているRAMPAGEおよびJr.EXILEのみんなは、この大きなEXILEという存在に魅せられて、こんな風になりたくて、この人たちを目指してずっと頑張っているんだなと、その歴史と想いをひしひしと感じた。私のプレゼンによって同じようにJr.EXILEにハマった地元の友人に後日このカウントダウンライブを見せたところ、I wish for youで突然「みんなこれを目指してきたんだね」とまったく同じ理由で泣き始めたのでめちゃくちゃ笑った。LOVE DREAM HAPINESS…

 
 
 
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・おわりに

2021年から有観客のライブが開催されるようになり、先日EXILE TRIBEのドームツアー、RISING SUN TO THE WORLDへ行ってきた。2年前はほとんどわからなかった出演者たち、今では全員わかるし、披露されたどの曲も好きで何の曲がかかっても最高に楽しい。ザワに出会ってランペを好きになった私の、この1年半の総まとめのようなライブだった。あまりに楽しすぎて(あとシンプルに曲数が多すぎ)帰り道はヘロヘロになってしまった。

歳を重ねるにつれ、新しい何かを好きになることにも体力を使うようになった。もともとオタクだったのに最近は昔好きだったものを振り返るばかりで新しいコンテンツにハマりきれないことがアイデンティティを失ったようでつらいと言う友人もいる。その気持ちもすごくわかる。だからこそ今こうしてランペが、LDHが、私を夢中にさせてくれていることをすごく嬉しく思うし、私自身も疲れないように自分のペースでこれからも彼・彼女らを長く好きでいたい。

  

*1:カントリーガールズラストライブ。外せるわけがない。

*2:team鳳「星屑ムーブメント」

*3:とか思ってたら最近本当に二次元キャラになってしまった。好みすぎる助けて。

【一人きり】ジャニーズWEST 2019 SUMMER prouced by つんく♂【イーヤホンで】

夢見るオタクはジャニーズWEST2019夏ハロを考えて三田。一人きりイヤホンで聞いていたウルトラこれでもか自己満スペシャルセットリストを大公開です。

もしもハローをよく知らないジャニーズのファンの方が万が一にもこの記事を読まれる機会があればぜひ本家を聴いていただきたいし、その逆で億が一ジャニーズWESTをよく知らないハロヲタがこの記事を目にした場合にはこのセトリを歌いこなすグループってつまり最&高なんだなと思っていただければまりあとってもうれしいです。何も知らないひとは熱量だけでも感じていってください。

(ところでジャニーズWESTさん、2019夏のコンサートのご予定は...?)

 

 <セットリスト>

OPENING
1 本気ボンバー!!
2 新・日本のすすめ!
3 負けるな わっしょい! 

4 CRAZY ABOUT YOU(神山・藤井・重岡)
5 幸せですか?
6 赤いイヤホン
7 幸せの途中

コント・ゲームコーナー

8 MADAYADE
9 絶対に解ける問題 ×=♥
10 さぁ! 恋人になろう

映像

11 Summer Wind

12 ハレーションサマー

MC

Jr.コーナー (Lil かんさい)
(Crying / オトナになるって難しい!!! / JUMP)

13 幸せビーム!好き好きビーム!(濵田・小瀧)
14 HEY! 真昼の蜃気楼(中間・桐山)
15 踊れ!モーニングカレー
16 あっぱれ回転ずし!
17 メドレー( ジンギスカン / The 摩天楼ショー / LALALA 幸せの歌

映像
18 The Curtain Rises
19 愛され過ぎることはないのよ
20 その場面でビビっちゃいけないじゃん!

21 夏 Remember you 

アンコール
22 世の中薔薇色
23 ブラボー!

 

 

 

我ながら実に天才...。

 

全体を通してのポイントは、言わずもがな夏ハロコンなので夏曲を入れて、あとどうしてもベリヲタなのでベリ曲が多めになりがちなのをなんとか阻止しようと踏ん張り、流れとして「WESTっぽい」セトリの組み方を意識してみました。

以下、ブロックごとに一曲ずつ思いの丈を綴らせていただきます。

 

<1.夏わっしょいブロック>

OPENING
1 本気ボンバー!!
2 新・日本のすすめ!
3 負けるな わっしょい!

 

・OPENING映像

海でイェーイなかんじだったり水鉄砲でイェーイなかんじであれば良いと思います。(雑)

1 本気ボンバー!! / Berryz工房

栄えある一曲めは爽やかロックな本気ボンバー。盛り上がるし、夏だし!

キーフレーズである「夏じゃん!(夏jump)」について、関西魂が邪魔をする場合は「夏やん!」にしてしまおう。夏youngってことでどうでしょう。

2 新・日本のすすめ! / アンジュルム(旧スマイレージ)

ちょっとコミカルかつ非常に転調が多いロックナンバー。

はじめの見せ場である歌い上げパートはぜひ濵田さん&桐山さんに。歌い甲斐がありそう。

桐山さん「は〜ち〜べ〜べ〜いべ〜べ〜べ〜〜〜〜〜〜〜」

3 負けるな わっしょい!/ ベキマス

花道に散らばりながら帯同Jr.と一緒に負けるなわっしょい。法被を着てねじりはちまきを装着した関西Jr.が踊り狂う姿が目に浮かびます。

そして各メンバーのあいさつを挟んで、次のブロックへ。

 

<2.かっこいい曲ブロック>

4 CRAZY ABOUT YOU(神山・藤井・重岡)
5 幸せですか?
6 赤いイヤホン
7 幸せの途中

 

4 CRAZY ABOUT YOU(神山・藤井・重岡)/ ミニモニ。

正直、SHALL WE LOVE?とめちゃ迷ったけど、まだコンサートも序盤なのでアップテンポなクレアバにしました。この曲は足のスタンスが広めで踊る振りが多いんで、背が高いひとより低めのひとのほうが映えそうという理由のかみしげチョイス。というかそもそもミニモニ。曲だから小さいメンバー選出で間違ってないのか。(むしろミニモニ。なので背が小さいひとが映える振り付けになっている...?)

はじめの英語ロング台詞は、おそらく神山くんが持ち前のプライドと負けん気で習得してくれるはず。

 

5 幸せですか? / セクシー8

なんやかんや報われない恋愛ソングを歌いがちなWESTにはぴったりな一曲。いや、実際はこの曲の主人公は報われてはいて、ただただひたすら安心できない心配性というだけなんですが...。Bメロの前に4つキメがあり、そこが特に好きなので各々ピンスポでかっこいポーズをキメていってほしい。

WESTって楽しい台詞の曲は多いけど、大真面目に台詞を言うような曲って闇に葬り去られたアレ*1以外なさげなのでこの曲の台詞はもう役に入りに入りまくって小瀧くんに言ってもらいたいです。

 

6 赤いイヤホン / アンジュルム

WESTはいわゆるイケイケパリピ曲 を得意としてますがつんく曲にそのような曲はない(あってもなんか雰囲気がちょっと違う)ので、つんく曲じゃないけどセットリストに入れました。歌詞の内容としてはぜんぜんイケイケパリピではないけど、ダブステップがガンガンなので曲自体の雰囲気はWESTの得意分野な気がする。あとは真っ赤なスパンコールの衣装でアンジュルムがこの曲を歌うのが、めちゃめちゃWESTVのDriftを彷彿とさせる。神山くん振り付けやる?

7 幸せの途中 / ℃-ute

なぜかWESTのツアーではこの辺りで突然当たり障りないバラードを歌う傾向が。暗くもない、感情込めすぎるわけでもない、さらっとしたバラードを曲の流れガン無視で歌う。

なので爽やかでさらっとしたバラードはこれですかね。

 

コント・ゲームコーナー

コントコーナーは入れておいてあげよう。

 

<3.きゃっきゃするブロック>

8 MADAYADE
9 絶対に解ける問題 ×=♥
10 さぁ! 恋人になろう

 

8 MADAYADE / Berryz工房

私がとにかくWESTにやってほしい曲です。サーフミュージック系?とにかく「まだまだまだまだまだやで」を連呼するまだまだな曲*2なので、直前までのコント・ゲームコーナーからの流れでうまいこと使ってほしい。

開演前に場内で流していただいてなんちゃらアップとしてファンの方々に歌ってもらうのも大いにアリ*3

9 絶対に解ける問題 ×=♥ / 松浦亜弥

ジャニーズWESTさんは最近いろいろなことを教えてくれるので(e.g. 円周率、関西弁、パラパラなチャーハンの作り方)英語に数学に国語に化学も楽しく教えてくれそう。

10 さぁ! 恋人になろう/ メロン記念日

愛のボタンを連打するジャングルポップ(???)な曲です。ギラブラブベイベーが好きな人はきっと好き。
兄組(主に中間さん)はノリノリで「プリクラ何枚もとってチュッチュチュッチュしたい みんなみたいに」を歌ってくれる。

 

映像

 

<4.とにかく夏ブロック>

11 Summer Wind

これは私からWESTへの課題曲です(cvつんく
このひんやり薄暗い、美しいけどちょっと不気味な夏の曲を演じきってほしい。きっと濵田さんはこの冷たい世界観を見事に表現してくれるはず。

12 ハレーション サマー

打って変わってチャラチャラエスニックトロピカルソング。原曲はあまりに雰囲気あるので楽しいBerryz工房バージョンで。
ベリがコンサートでやったときの、サングラスダンスをやってほしい~。サングラスをかけた重岡くん...。
中間さんにはぜひ「まさしく GOOD SUMMER」で手でつくった拳銃を吹いてほしいし、
桐山「どうしよっかな?」からの、
藤井「ちょっと やめてよ(笑)」が完ぺき。

 

MC

 

 

<Jr.コーナー (Lil かんさい)>
(Crying / オトナになるって難しい!!! / JUMP)

 

Crying / ハロプロ研修生

「♪Cry 少年は 大人になった」にオタクは涙ぽろり

オトナになるって難しい!!! / アンジュルム(旧スマイレージ)

Lilかんさいにスマイレージを歌ってほしすぎる一心。

「♪オトナになるって難しい だけどわくわく」にオタクは涙ぽろり

JUMP / ℃-ute

大団円!

 

<5.踊るマハラジャブロック>

13 幸せビーム!好き好きビーム!(濵田・小瀧)
14 HEY! 真昼の蜃気楼(中間・桐山)
15 踊れ!モーニングカレー
16 あっぱれ回転ずし!
17 メドレー( ジンギスカン / The摩天楼ショー / LALALA 幸せの歌

 

13 幸せビーム!好き好きビーム!(濵田・小瀧)/ ハッピー♥︎7

かわいい曲、ほしいです。

小瀧くんは濵田さんとなら変なスイッチが入ってきちんときゃぴきゃぴをやりきってくれそう。

14 HEY! 真昼の蜃気楼(中間・桐山)/ T&Cボンバー(太陽とシスコムーン

私はこの選曲がこのジャニーズWEST2019夏ハロで最も天才だと自負している。逆に今までこの曲歌ってないの?なんで?石油が今にも吹き出してきそうな衣装で歌ってください(プリズムショー?)。中間さんもこの曲のときだけは金髪に戻ろう。ああ〜〜〜最高。

15 踊れ!モーニングカレー / モーニング娘。

真昼の蜃気楼からのモーニングカレー! え、WESTは粉もんの曲もホルモン焼きの曲もパラパラチャーハンの曲も歌ったのに、逆にモーニングカレーは歌ってないの?なんで??

16 あっぱれ回転ずし! / モーニング娘。

カレーもいいけどやっぱり寿司よね。
寿司ネタを背負ったWESTとJr.が花道をぐるぐる歩きまわる様はまさにジャニーズ回転ずし。
重岡くん渾身の叫び「おかわっrrrりっしっよっおっぜ!!!!」

17 メドレー( ジンギスカン / The 摩天楼ショー / LALALA 幸せの歌

ジンギスカン / Berryz工房
完全に食べ物シリーズ。ホルモン焼けるWESTにはジンギスカンも焼いてもらおう。
かの有名なジンギスカンのカバーなので、盛り上がりには何の心配もいらない。

The 摩天楼ショー / モーニング娘。
ハローといえばディスコファンクなわけですが、いかんせんWESTにファンクのイメージがないため「いや、これはSexyZoneに歌ってもらうべき...」とこれまでまったくセットリスト入りせず。(「今逢いたいからしょうがない」という兼オタ絶賛最高ディスコファンク曲がWESTにはありますが、なんとコンサートではただのお手ふり曲にされてしまったので、WESTにファンクのイメージがないのは完全にこのせいだと思っています。絶許。)
よってこの曲もお手ふりコーナーでの採用。無念。

LALALA 幸せの歌 / ℃-ute
このようなお気楽ハッピーソングでこそWESTが輝く。よくよく聞くと春の歌ですがそこは目を瞑ってほしい。
「LALALA... 人間大好きさ」って笑顔のWESTに歌ってほしいね。

 

映像

 

<6.仕切り直しブロック>
18 The Curtain Rises
19 愛され過ぎることはないのよ
20 その場面でビビっちゃいけないじゃん!

 

18 The Curtain Rises  / ℃-ute
幕開け感半端ないこの曲を後半に持ってきちゃいましたが、勝手に野外ステージのイメージなので、ちょうど陽が落ちて暗くなったところにこの曲でババーンとレーザーなんかバシバシ飛ばしちゃって火花なんか散らしちゃったらかっこいい。
ほんとね、この曲ほんとかっこいいのよね。神山くん小瀧くんも張り切りそう。

19 愛され過ぎることはないのよ / モーニング娘。

これ〜〜〜見せ場のソロパートがたんまりあって個々の歌声をこれでもかと堪能できるこの曲〜〜〜〜〜〜〜〜ジャニーズWESTに絶対に絶対に絶対に歌ってほしい〜〜〜〜〜頼む〜〜〜〜〜〜〜〜

Aメロの道重パートは藤井くんに担当してもらうのは譲れません...。

考えれば考えるほどこの曲は平均歌唱力グンバツジャニーズWESTが歌うしかない。

20 その場面でビビっちゃいけないじゃん! / モーニング娘。

コンサートもいよいよ終わりに近づいてきたので、最高に楽しくてかわいいこの曲で最後にひと盛り上がり。

重岡くんは「早起き一番 健康の源 思い立った明日はさっそく始めよう」の擬人化。

そのあとの「段取り的な仕事も ありがて〜 ぬかりね〜ぜ コツコツ続けられるやつが 最後に笑うぜ のはず」もジャニーズWESTそのもの。

 

 

<7.さいごの夏ブロック>

21 夏 Remember you

 

21 夏 Remember you / Berryz工房

本編の最後は夏の夜を感じる曲で。マジ夏すぎるも大好きですが、ちょっとメルヘンすぎるので夏リメ。

 

<8.アンコール>
22 世の中薔薇色
23 ブラボー!

 

22 世の中薔薇色 / Berryz工房

「暑さ寒さも彼岸までですが まさに夏がきた」

中間「きたーーーーーーーー!!!!」

とにかくこれ↑がやりたかった。

サビのみんなでラインダンスのようにならんで跳ねるかわいいダンス、きっとニコニコしながらやってくれるはず。バリハピを爆笑しながら踊るWESTが好きさ。

23 ブラボー! / モーニング娘。

ジャニーズWESTに「ブラボー!」って叫んでほしい(泣)。

重岡くん「やろう!やるべ!やるっしょ!やったぁ!!!!!!」

ブログを書くにあたり改めて歌詞を読みましたが、眩しさに大真面目に泣けてきた...。小粋な歌を歌うことが僕の生き甲斐...(泣)

笑顔に涙のラスト間違いなし。

 

 

 

と、いうわけでジャニーズWEST2019夏ハロコンは閉幕。

こうして見るとプラチナ期曲が意外に多い?juiceのようなお洒落な曲や鞘師加入後のモーニングの曲はどうにもジャニの別グループのほうが合う感じがして結局セトリ入りしませんでした。

あー楽しかった。正月からのジャニーズWEST冬ハロコンも楽しみだね。

 

 

 

〜Fin〜

 

 

*1:only lonely...

*2:you still have lots more to work on...

*3:ジャニーズWESTのコンサートでは開演前にWEST曲のカラオケを流して、ファンが歌う文化が形成されつつある

26歳を迎える重岡大毅が素敵な理由

という題*1ですがほぼ一万字インタビューの感想。(筆が遅すぎて誕生日が近づいてしまった)

 

 

 

自分のことを主人公だと信じて生きている人間がいったいどれほどいるのか。確かに自分の人生は自分のものなので、自分は自分の人生の主役ではあるけど、なんとなく主役と主人公はイコールではないような気がします。宇多田ヒカル椎名林檎による「二時間だけのバカンス」の冒頭に「物語の脇役になってだいぶ月日が経つ」という歌詞があって、この部分に私は現実を突きつけられた気持ちになりました。え!やっぱり私の人生も、後半(割合的には大抵2/3)は他人のための人生なの?と。でもこれって、自分を主人公だと信じていたら意識もちょっと変わるのでは?

ということが、重岡くんの一万字インタビューを読んでまず考えたことです。

 

私は彼のいちファンとして、彼のことをよく「圧倒的主人公」と表現しますが、まさかそれを本人が強い意志で自覚しているとは思いもよりませんでした。さらには「自分が主人公だから最後は必ず勝つ」とまで言い切るほどの自信を好きな人が持って生きているってなんて頼もしく嬉しいことか。

アイドルグループのセンターポジションってだいたい、ポンと真ん中に置かれてしまい磨かれていくひとと、自ら周囲をかき分け真ん中へ踊りでてくるひとの2パターンに分かれますが、今回のインタビューで重岡くんが答えた「(立ち位置のような)せまいセンターの意味じゃなくて、ジャニーズWESTの熱い部分、ド真ん中の魂みたいなもんは俺」という言葉はそれらをひっくるめた全ての答えな気がして、それを言葉にしてもらえたことにすっきりしました。

 

そのほかに印象的だったのはファンサについての「ファンのひとに永遠に残る一瞬みたいなのを残したい」という一言。

もともとオタクに甘くないアイドルを好きになりやすい性質なので重岡くんがぜんぜんファンサをしないのはまったく気にしておらず、それよりも「俺!今!楽しい!!!」という声が聞こえてくるようなキラキラした彼の姿が見られればそれが私にとっての最高のファンサだなと思っていましたが、彼が私たちに届けたいものの受け取り方としてそれは間違いじゃなかったんだと確認できました。重岡くんが放出するエネルギーが我々の一瞬を永遠に感じさせてくれる...。

 

 

この頃のインタビューでは、今年8月に配信スタートした重岡くんと神山くんの主演ドラマ、NetFlix宇宙を駆けるよだか」にちなんで内面と外見について話していることが多いです。その中で「(外見がいいのは大事ではあるけど)僕は、いつでも"いい顔つき"でいたいって思う。」というとあるインタビューでの発言がもう、身体に刻んで一生読み返したいほどに好きな言葉でした。 

 「いい顔つき」という定義は曖昧とはいえ、これまた私が言いたかったことをズバリ指してくれています。アイドルオタクがよく言うよというのはごもっともですが、なるべく他人の外見・容姿に対しては良い悪いという評価ではなく、好きかどうかで伝えたいという想いがあります。今回の重岡くんの「いい顔つき」という言葉は、まさに生まれつきの顔かたちの良さだけではなくそのひとの顔に表れた内面を褒める言葉で、この表現があったか!という気持ちとこんな素敵な言い回しをしてくれる重岡くんを好きになって良かった〜!と嬉しさから家中を駆ける私。

 

デビュー前は「猫を被っていた」と本人も言うほど現在の姿からはちょっと想像がつかないほど完ぺきキラキラアイドルだった重岡くん、この"いい顔つき"の部分が当時の重岡くんと今の重岡くんの違いなんだろうな。私はデビュー前の重岡くんもとってもキュートで好きですが、より生き生きしているのは今のほうに見えます。きっと彼のポジティブな表情は彼の心が動いたとおりに表れていて、それはとても健康的なこと。健康第一が彼のモットー。

 

いつもはおふざけばかりで何もわかっていない、知らないような顔をしておきながら、こんな言葉を言えるあたりやっぱり重岡くんは全て理解していて自分の内に固めているものがあって、でもそれをなかなか見せてくれないのがまたニクくて好き...

 

本当のところ彼がどんな人間かというのはもちろん知る由もなく(わからないままでなんら問題はない)それでも彼が見せる「重岡大毅」を私はとても尊敬しています。

今回のツアーで披露したピアノ、本人曰く「ずっと練習していた」とのことでしたが、直近で使う予定がない技術を事前に練習しておくって私がやりたくてもできないことで、ほんと、そういうところ、そういうところね...(説明をサボるな)

 

重岡くんは26日で26歳になりますが、いつも何歳かわからなくなるような年齢にとらわれない若々しい人間力に溢れています。もっとたくさんのひとにこの重岡くんという素敵なひとを知ってもらいたい...ファンはそう願うばかりです。そして猛スピードで眩しいほうへ駆けてゆく太陽のような重岡くんが残す、飛行機雲のキラキラバージョンみたいな煌めき生命エネルギーをこれからも私に分け与えてください。26歳、ますます楽しい嬉しいことが待っていますように。

 

 

 

 

 

余談

私はグループ内重岡くん関連コンビでは藤井流星氏との同期しげりゅせコンビが特にお気に入りです。「年末の忘年会で、酔った流星に溺れるナイフが良かったからお前は芝居でいけとしつこく言われた」というさりげないエピソードがかなり好きで、というのもお芝居が好きで俳優業を頑張りたいとドラマに次々出演している藤井流星にそんなことを言ってもらえることが重岡くんは嬉しかっただろうし、藤井流星の心の広さだったりよく言われる鳥の目だったりも感じられて大変良いです。自分が頑張りたいと思ってる道をメンバーとはいえライバルにも勧められるのって、良い関係だなと思います。

宇宙を駆けるよだかの重岡くんの演技、たくさん良い評価をいただいていますが、実際にその評価に十分値する素敵な演技だったと私も思っています。これからの重岡くんの俳優業もますます楽しみです。

 

 

 

*1:写真集のインタビューより。私はこのテーマが大好きです。

「アイドル誌」

オタクもすなるはてブロ以下略。ブログというものを書いたのは高校時代、mixiに投稿していた友達向けのものが最後かもしれません。Twitterアカウントをつくってからというものすっかりそのお手軽さとタイムラインの楽しさにとらわれてしまい140字を超えて自分の想いを綴ることもほぼなくなってしまいました。三日坊主の私が続けられるかはともかく、これは私の私による私のための長文鍛練場です。

 

 

導入はさておき、私はジャニーズWESTが好きです。

それまで大好きだったアイドルグループが惜しまれつつも2015年に無期限活動停止状態となってしまい心にぽっかり穴があいたまま生きていた私でしたが、忘れもしない2017年1月1日に太陽さんさんジャニーズWESTさんが突然天から落っこちてきてその心の穴にすっぽりはまってくれたのでした。それまでの人生、アニメ・バンド・若手俳優・女子ドル(ハロプロ)とそれなりにそれっぽいルートを通ってきたこの私ですが、ジャニーズというものにがっつり傾倒するのはこれが初めて...。しかしこの現代日本には生活のそこら中にジャニーズのかけらが撒き散らされ、サブリミナルのごとくDNAにジャニオタの種を植え付けてきます。その種が芽を出しつぼみとなり開花するのももはや時間の問題で、「その人」*1を発見してしまったが最後...。大人になって発症するとこわいって聞くよね...南無。

 思えばジャニーズという組織を認識しはじめたのは小学生の頃でしたが、中学時代にはクラスの目立つ女子は揃いも揃って山田涼介くんに夢中で休み時間には下敷やファイルを見せ合ってはきゃあきゃあ甲高い声を上げ、さらにかの有名な同担拒否なる文化によりそれぞれが抗争を繰り広げていました。当時アニメ漫画オタクだった私はそれらを遠巻きに眺めながらジャニーズおよびジャニーズファンには近付かんとこ...と心に誓い、テニミュに熱を上げ(笑うところ)、書店に並ぶジャニーズのアイドル誌を通り過ぎては若手俳優雑誌を手に取る日々を送っていました。

 

さて、大人となった今、まさか自分がアイドル誌を手に取る日が来ようとは。

ジャニーズWESTを好きになってからおよそ1年が過ぎ、さまざまなジャニーズハジメテを捧げてきた私、いよいよ感を最も感じるのがこのアイドル誌購入イベントかもしれません。はたから見てどうかはさておき、自分自身のことはまだ一般人に毛が生えたほどのただのファンだと思っているので、そんな私がアイドル誌を買うことでいよいよ「ジャニオタ」の仲間入りを果たしてしまうような...。これまでは観光ビザで楽しんでいたジャニーズ王国の就労ビザを取得するも同然です。

 

ここまで言っておきながらどうしてついにアイドル誌を買ったのかといいますと、単純に中山優馬くんのインタビューの評判を聞きつけ、全文読みたくなったからです。オタクは単純。キンプリのデビューが決まった今月(おめでとう!)、数年後に「キンプリデビューの時期、初めてアイドル誌を買ったなあ」と思い返すのもまた楽しいかもしれないし、というタイミング面もあります。というわけでいくつかアイドル誌があるのは知っていますが、私のハジメテのアイドル誌はMYOJOさんに捧げることとしました。 

せっかくかなりの決心で買ったMYOJO、感想や思ったことを書き留めておいてみては?ということで、初めてのブログ記事は〜MYOJO 2018年3月号に寄せて〜です。

 

赤背景に白いスーツを纏ったキンプリ6人のおめでたい表紙を開くと彼らの24Pの特集が組まれているのですが、文字と!写真が!多い!全約170ページのMYOJO、半分まで読んだ時点ですでに視力と集中力を奪われぐったり。この画像量と文章量をまとめる編集の方はサイボーグか?憧れの先輩こと山下くんと対談する平野くんの返答のとんちんかんさを文章でうまく伝えてくれるあたり、プロの技だな〜と思いました。

 

好きな熟語は「最年少」な私、ハロプロ研修生アルバムは最高だしジャニーズJr.は眩しいしEテレさえ見ておけば文句は言いません。どうしても小中学生や末っ子の無邪気エピソードに激弱のため、彼らの素直で純粋故の胸をしめつれられるエピソードはすぐに神棚にあげていつまでも両手をこすり合わせてしまいます。*2東京B少年のカレンダー撮影のページに、階段の手すりに腰掛けて滑り降りる橋本くんの後ろで同じように手すりに腰掛ける金指くんのカットがあり、それについてのコメント「楽しそうなことをしているメンバーを見るとマネしたくなる金指」には心臓をギュイーンと握られてしまいました。少クラでからくり人形のごとく虚無の瞳でソロパートを歌い上げる金指くんを見る度に母とちょっと笑ってしまうけど*3、謎の魅力があって将来が楽しみです。同じく最年少と言えば、A.B.C-Zの小旅行ページで、橋本くんが連れてきた愛犬に嬉しそうにお兄さん四人を紹介している話もベリベリグッド最年少です。

ファンが似顔絵イラストを送るページは懐かしすぎてアニメージュやらアニメディアやらを思いだします。

松島くんの巻末のグラビアもナチュラルで素敵。日だまりのような松島君の夜のカットというのがまた良いです。

さて最後に本誌を購入する決め手となった中山くんの一万字インタビューについて。ジャニーズに特に関心がなかった時代は彼に対してとつぜんひょっこり出てきて事務所に振り回される苦労人というあんまりなイメージを持っていましたが、このインタビューを読んで、彼も大人としていろいろなことを考えて活動していることを改めて感じました。内容については深く掘り下げませんが、印象的だったのはグループではなくソロで役者と音楽を両立する難しさの話、今でもジャニーズWESTにいる夢を見ること、あと当時ギリ10代?の浜中くんの言葉。

来月からはジャニーズWESTの一万字インタビューがはじまるので楽しみです!

 

というわけでこれを皮切りにアイドル誌を頻繁に買うようになるかどうかはわかりませんが、私の初めてのアイドル誌感想文でした。こういう雑誌って、とっておいて数年後に読み返すとまた面白いのでその日が来るのもまた楽しみです。

 

 

 

 

 

 

*1:私の場合、重岡大毅くんを指します

*2:ハロプロでのエピソードですが、例えばモーニング娘。'18の佐藤優樹ちゃんが加入当初に地元北海道の雪をメンバーに見せたくて保冷容器に入れて東京に持って帰ったらすでに溶けていた話とか、カントリーガールズの当時最年少小関舞ちゃんがメンバーにもらった誕生日プレゼントを翌日すべて身につけてこれは◯◯ちゃんのでしょ〜と説明してくれた話とか。

*3:少クラでしか見ていませんが、それでも最近は徐々に瞳に意思が見えてきてさらに面白い