THE SURVIVAL 2022はいつも君の中で光る

みんなー!ザワクロは楽しいかー?(イェー!)ETERNAL2ロスってるかー?(イェー!)BOTロスってるかー?(イェー!)THE SURVIVAL 2022、ロスってるかーーー????????

気付けばもう9月。大張り切りのLDHくんから怒涛のコンテンツを詰め込まれ、3ヶ月前のSURVIVALがすでにはるか昔のようですね。ここから先、年末まで続くであろうハイロー祭りの前になんとか書きかけだったSURVIVALブログを公開して私のTHE SURVIVAL 2022の記憶が新たなコンテンツで上書きされてしまう前にここに残そうと思います。いくらオタクと言えど、記憶力には限界がある。

あんなにもただ純粋に楽しいライブはいつぶりだったろうか。初日仙台の終演後、あまりの衝撃に骨を抜かれた軟体動物と化した私は椅子からずり落ちながら放心したまま動けず会場を出ても「こんな…こんなに楽しいことがあっていいのか……」とうわごとのように繰り返すことしかできなかった。そんな最高なTHE SURVIVAL 2022の評判をきちんとLDHくんが把握しているかオタクは心配です。HIROさん観に来てくれましたか。円盤ちゃんと出してくれますか。

 

自分が入った公演の記憶ごちゃ混ぜ文なので、時系列とかはないです。なおこの記事は神谷健太くんのオタクが書いているため、どうしても神谷健太くんだけ多めに描写される傾向があります。許して。あと文中の「オタク」は一人称です。主語デカ許して。

セトリ1曲ごとに言いたいことが多すぎた結果、びっくり長文になってしまった。

未来の私へ、この記事を読んでTHE SURVIVAL 2022がいかに最高だったか思い出してね。

 

  1. OPENING (全員)
    各グループが威勢よく名乗りをあげて登場するオープニング、サイフィのピカピカ最年少WEESAくん(18)の若々しい声が好きだったなあ。アウトローなMA55IVEとも昂然としたバリとも違う、これから始まるライブに飛び込む意気込みが伝わるようないきいきとした声だった。その後階段を降りてきたMA55IVEとバリがポスターを再現するように向かい合う画が天才。いつぞやの会場でやましょーさんとみくちゃんがマイクの先でお互いを指しながら向かい合っていたけど、どこからどう見ても闇の魔法使いの決闘だった。2人とも100億パーセントスリザリン。
  2. Determined(M)
    まずはそれぞれのグループの名刺曲から。一曲目を飾るDeterminedは、このTHE SURVIVAL 2022というライブがどのようなライブになるか予感できるような役割を担っていたように思う。MA55IVEはほとんどの曲に振り付けがないので各メンバーが自由に音に合わせて身体を動かしているのもそれぞれの個性が見られて良い。初期はうっすら振付あったらしいけど。
  3. ANTI-HERO'S(B)
    バリが登場すると会場の空気ががわぁっと盛り上がることを肌で感じて、ランペおよびMA55IVEおよび神谷健太のオタクである自分から見たSURVIVALと、バリのオタクから見たSURVIVALには大きな違いがあるのかもしれないと初日に感じたことを思い出す。バリの名刺曲といえばテンハネを思い浮かべるけど、あえてANTI-HERO'Sをこの位置に持ってきたことがTHE SURVIVAL 2022におけるバリの主人公感を増長させていて、この3グループの活動歴としては1番先輩になるバリの「ライブを引っ張っていくぞ」という気概を感じられて良かった。ANTI-HERO'Sはイントロからその場の雰囲気を一気に掴む良い曲だなあとライブで見る度しみじみ思う。
  4. PSYCHIC FEVER!!(P)
    明るくキャッチーでちょっとオラオラしているところがザ・LDHという雰囲気で楽しくて好きな曲。この曲でソロパートもらえるなら(ない話)WEESAとこころくんの「on and on and on and on on…」のパートがいいですよろしくお願いします。
  5. Who I Am(M)
    SURVIVAL 2022大好きポイントのひとつに照明の良さをあげたいんですけど、まずこのWho I Amでは各メンバーのバース前でメンバーごとに異なる色のライトの柱が何本も立つ照明がかっこよくて、TYF円盤で初めて見たMA55IVE登場の荘厳さを思い出した。やましょーさんバースの「only my life is one shot」で、やましょーさんの撃ち抜く動きに合わせて背景のライトがショットガンの音と共に光線のように<<<<<と光る演出が好きすぎて、今でも音源を聞くたびにショットガンの音を探してしまう悲しきオタク。ツアーラストの札幌公演、会場を漂うオレンジとピンクの照明とWho I Amの不穏なイントロに包まれて、夢のようだったTHE SURVIVAL 2022の最終公演の幕開けを噛み締めたなあ。
  6. No.1(M)
    小さめの会場(アリーナに比べて)でやることでこの曲の持つポテンシャルが発揮された気がする。キャッチーなので初見の人も乗りやすいし手を上げやすくて会場の一体感を感じた。「引きはしない never loose」で音に合わせて3拍子のようなステップで後ろへ下がっていく神谷健太くん、LOVE。
  7. Drip Drop(M)
    ドリドロはほんとうにかわいい曲だね(泣)オープニングから3曲、特に踊らなかったMA55IVEがここで振り付けのある曲をやることで新たな一面が見られるの、セトリが上手い〜!ところで完全にどうでも良い話なんですけど、大サビ前のスーパー神谷健太タイムでどうしてもドルヲタムーブ(両手を伸ばして「捧げる」的な動き)を脊髄反射でしてしまい……郷に入っては郷に従いたい気持ちはあるんです……。不思議とアリーナ規模の会場では出てこなかったこの動きが、ホールだとテンション上がりすぎて勢いあまってつい出てくる。札幌でもつい手が伸びてしまい、やってしまった!と思うも隣のfam(知り合いではない)を見たら彼女もやってたので共犯の気持ちになりました。
  8. 謎の新曲*1(M)
    マジでついぞタイトルもわからぬ謎の新曲だったんですけどこれは何の曲なんですか?(9月になっても不明)サビでみんなで大きくステップを踏むんですけど、その時の神谷健太くんの足の動きが可愛くて…あと、やましょーさんの「てきてきてき〜⤴︎」(うろ覚え)みたいなパートがかわいかった。
  9. RIDE OR DIE(M)
    東京公演から追加されたタイトルがわかる方の新曲。とにもかくにもRIDE OR DIEは最高だぜ!!!業火に焼かれ浴びるゴリッゴリにひずんだ音と歌声、切り裂くような浦川しょへちゃんのバース、炎の中永遠に溶けない氷柱のように艶のある神谷健太くんのメロディーパート…。*2
    曲との一体感に夢中になるあまり私のテンションも振り切れてしまいあまり記憶ないんですけど、ステージの真ん中で頭を振りながら歌う神谷健太くんを視界に捉えながら同じように頭を振っていると学生時代大好きだったバンドのライブで推しベーシストを見ながら一緒に頭を振っていた当時を思い出し、あの頃も青春で楽しかったけど、あの頃の自分の続きに今の自分がいて、あの頃と同じようにライブを全身で心から楽しんでいる今だって青春だな〜とぼんやり思うのでした。
  10. Tokyo Spiral(P)
    このSURVIVALが始まるまで実はサイフィの解像度があまり高くなく、メンバーの見分けがついてHotlineを聞いたことがあるものの誰がどのようなパフォーマンスをするのかまでは存じ上げない状況だったため、Tokyo Spiralのサビでやや掠れた低音でラップを担当する龍臣くんの声とビジュアルとのギャップに驚いた。
  11. Best For You(P)
    イントロから入り込みやすくて気持ちが良い。振り付けにあれこれ手数があって見ているだけでも楽しいけど、特にサビの「形じゃない〜」の振りに合わせて前に飛び出してくる振り付けが3D感あって毎回新鮮に楽しかった。
  12. Hotline(P)
    確かWEESAくんが曲の始まりに毎回「わかる人は一緒に踊ってください」的なコメントをしてくれるのだが、さすがになかなか難しいよWEESAくんと諭したくなる曲。りょうがくんは目線の使い方に色気があってかっこ良く、Hotlineのサビで顔を横に向ける振付が映える。
  13. Animal(B)
    歓声禁止のライブで声を出すなよというクレームは前提として、Animalが始まると毎回必ず(少なくとも私が行ったライブでは本当に毎回必ず)、ツアーの後半であっても、ワッと客席から声が上がるのが本当にすごい。Animalは間違いなく名曲だけどファンが盛り上がりやすいアッパーチューンではない曲でここまでファンみんなが喜ぶ曲を持てたことはバリの自信に繋がって嬉しいだろうなあ。Hotlineの次の曲がAnimalなのも、オシャレ曲の流れを上手く繋いでいてセトリが上手い。(2回目)
  14. Most Wanted〜Front Burner〜Make U a Believer〜44RAIDERS(B)
    去年行ったPASS THE MIC追加公演のセトリがすごく良くてそのセトリにこのメドレーがあったような気がするけど、そのメドレーと同じか少し変えたかんじですか?(質問)Most Wantedの海沼流星さんは毎度痺れるかっこよさで…それにしてもバリちゃんのこの手の曲は本当にかっこいい〜!私も早くiCONZ候補者になって「憧れはBALLISTIK BOYZです」と言いたい。
  15. All Around The World(B)
    一緒に身体を揺らしながら聴くAATWは一段と気持ちよかったなあ。「追いかけた流星を(略)足跡のない未来が待っているから」の歌詞で、むむ!もしやメンバーの名前が歌詞に散りばめられて…?!と調べてみるも特にそういうわけではなかった。
  16. ラストダンスにBYE BYE(B)
    バリスティックボーイズの新曲、すげーかっこいいんだけど聴いた?!ダンスもムズそうだけどめっちゃかっこよくてさ〜今度一緒に踊ってtiktokにあげようぜ(iCONZ候補メンバー人格)
    と、後輩たちがまたざわざわしてしまうほどかっこいいラスバイ、これまでのバリの曲としてはまた新しいテイストだけど、この曲の前にAATWをやったことで違和感なく繋がっててセトリが上手い〜!(3回目)あまりのパフォーマンスの完璧さに、もはや見ているだけですごく贅沢をしている気持ちになってくる。貸切の露天風呂、黒毛和牛のすき焼き、ファーストクラスのラウンジ、バリスティックボーイズのラストダンスにBYE BYE。サビの松井りきちゃんの凄まじい求心力のダンスはもはや私の語彙力では言い表せません……全人類はやく見てくれ、ひとまずタイの人々はみんな見てくれ。
  17. DJ〜ビートボックス〜サイフィDT(P)
    DJの方のDJタイムのあと、廉くんのソロビートボックス。こうしてデビューしたてのメンバーにソロの見せ場があるところも、THE SURVIVAL 2022のみんなで作りあげた感を感じられて良い。回を重ねるごとにお客さんがのりやすいように工夫していたのも伝わり、これからさらにいろんな場面で彼のビートボックスが活きるといいなあ。
  18. DT(M&B)
    数あるSURVIVAL 2022最高〜〜〜!な山場のひとつがこのDT。バリもMA55IVEもちょっとラフな衣装に着替えて登場。札幌では神谷健太くんがグッズのラップTを着て登場し、客席やバリメンバーに「見て!」とアピールしており非常にかわいいでありました(隙推語)。初日の仙台、この時点でかなり楽しんでいたのでDTのようなコーナーがこの世に存在していることをすっかり忘れており、「そういえば彼らはソロダンスができる人々!こんなに歌えるのにハチャメチャ踊れる!!」と溢れる歓喜で頭を抱えてしまった。
    トップバッターでアクロを披露したみくちゃんがソロ終わりに誘いこむようにしょへちゃんに手招きをし、売られた喧嘩を買うようにアクロで登場するしょへちゃんの流れがアツい…!からの日髙ニキですが、彼のことは直視すると恋が始まってしまうのでいつも薄目で見ています。次のたかひでちゃんは毎回華やかで、特に金髪ショートのウェーブがかったヘアセットで長い前髪から瞳を覗かせる姿がとびきりミステリアスで美しく、その次の海沼流星さんも合わせて美のパワーが炸裂していた。マサ→加納くんがソロの繋ぎで2人で踊っていたのも良かった。加納くん、ダンス初心者だったとは思えぬ成長ぶりで……ばあちゃんは………よよよ………(ハンカチ)そして神谷健太くんのソロのターンなわけですが、新規音源で神谷健太くんが踊っている姿を見られるこの幸せ!あの煌めき!客席の私は釘付け!初日仙台でのソロ、振り子のように動く彼の真っ白なスニーカーの残像が催眠術のようで………私はすっかりメロメロに………仕方ないんですこれは催眠術なので………。その後はりきちゃんとやましょーさん、そしてWりきやのペアが順に登場して、ダンスバトルのようにソロを披露。この組み合わせがまたニクい。りきちゃんとやましょーさんは登場時は穏やかな表情でがんばりましょーね^^と拳を合わせるのに始まった瞬間どえらいダンスを踊り出す。小さいお子さんが泣いちゃうでしょうが。りきちゃんのソロは毎回人格が変わるように踊り方も違っていてすごいし、やましょーさんがソロ終わりにりきちゃんにおいでおいでして一緒に大砲打つ流れが微笑ましかった。Wりきやは師範と弟子のようで、2人で手を合わせて一礼してから始まるのがコミカルでかわいく、いつぞやの公演で踊るりっきーの後ろでりきやさんがグッズのフラッグを巨大な旗のようにぶんぶん振り回していたのもとてもかわいかった。
  19. Special Showcase(M&Bラップ組)
    MA55IVEの神谷健太くんを除いた4人と、バリのラップチーム3人による「Special Showcase」。初日の仙台、「あれ……けんたおらんが……(何かを察知)」でほぼ気が気ではなかったものの、この曲もめちゃくちゃかっこいい。このライブだけのスペシャルショーケースとか言ってないで早急に音源化して配信していただきたい。りきやさんはMA55IVE曲のサビのメインパートをほとんどの曲で担当しているけど、りきやさんの癖もなく安定した声のおかげでいつも曲の聴きやすさが保たれていると思う。あと何と言ってもこの曲は海沼流星さんの鬼気迫るように畳み掛けるラップがすごかった。
  20. Chasin'(Bラップ組)
    MA55IVEの4人が上手にはけていくとともに、バリを象徴する真っ赤な照明がじわじわとステージ上手側を浸食して全体が真っ赤になり、その真ん中でChasin'のサビをアカペラで歌い始めるりっきー、という流れがとにかくかっこいい。これまでHIGHWAYのことが好きすぎてChasin'くんのことをいまいち受け入れられずにいた私でしたが、Chasin'……アンタの良さ、気付けなかったあたしがバカだったよ……乾杯。
  21. Snow Candy(P)
    暗転の後、ちょっと一息ついて仕切りなおし感のあるしっとりした一曲。私はとにかくこのSURVIVALでSnow Candyが大好きになってしまったんですけど、それは曲の良さはもちろん、この曲の演出が大好きだったことが大きい。始まり方が特に好きで、グループカラーであるグリーンにベージュが合わさったカジュアルな衣装を着たサイフィが3段に並んでいて(ステージ上段と下段で踊り、ボーカル担当が階段で歌う)、その配置がそれまでのセトリのなかで新鮮に感じた。さらにそのメンバーにオレンジのピンスポが当たることで一瞬全員がベージュのセットアップを纏っているように見えて毎回ハッとした。今回のTHE SURVIVAL 2022はHIP HOPテイストの濃い3チームが集まったことが目玉のひとつなので強めの楽曲が多かったなか、このSnow Candyではちょっと見せ方を変えるだけでそれまでのセトリにはなかった上品さが前面に出てきたことが良い。何度聴いても聴き心地が良くて、ライブ中盤にはぴったりの一曲。セトリが上手い。(4回目)
  22. In My Eyes(Bボーカル組)
    着席を促され、やっと座れた我々。歌っている4人には大変申し訳ないが本当に体力的にもメンタル的にも休憩できる時間がこの1曲しかないためほぼ毎回この後の展開に備えてHPを回復させながら見ていた。この曲の間、ステージ後ろの「SURVIVAL 2022」のロゴのライトがチカチカ光っていたのが切れかけのネオン管のようで曲の雰囲気に合っていて好きだった。このライブは本当に照明が良い。
  23. MC(Bボーカル組)
    ステージ上に5本のスタンドマイク、真ん中を空けてMCを始める4人、それまでの4曲にいなかった神谷健太くん、全てを理解したオタク。
  24. 君となら(Bボーカル組&神谷)
    日髙ニキの紹介で登場する、キラキラのジャケットに袖を通した神谷健太くん。高校生の頃チーム九州として東京校にボーカル修行をしたというエピソードを持つ2人がこうしてそれぞれマイクを持って同じステージで同じ曲を歌う日が……ありがとうTHE SURVIVAL 2022……配慮が行き届いている……。ツアー初期の公演では緊張した面持ちで観客が目に入っていないのではと思うほど真っ直ぐ前を見据えて歌に集中している様子だった神谷健太くんだけど、公演を重ねるごとに少しずつリラックスしている様子が伺えたり、裏声で歌っていたパートが次の公演では地声に変わっていたりなど、試行錯誤しながらもツアーを通して成長している様子が伝わってきた。普段のRAMPAGEのステージで表情豊かに音や歌詞に合わせて様々なアレンジ(振付無視とも言う)で踊るパフォーマーとしての神谷健太くんはさながら数多のスパイスをブレンドしたカレーなのに、そんな彼が歌うバラードはすべての雑味を排除した真っ直ぐで温かく心に染み渡る透き通った出汁のような………例えが下手ですみません伝わってくれ。
  25. Choose One(P)
    万感の思いの「君となら」が終わり、爽やかなイントロで登場するサイフィのみんな。しっとり着席していた我々を叩き起こすかのようなガシガシダンスと耳に残るあいやいやいやいのメロディーで、聴けば聴くほど、見れば見るほど好きになった一曲。普段あまり歌詞を気にしていないけどこの曲は印象的なフレーズが多く、言葉のが音に上手くのっていて好きです。特に好きなのは、1番Aメロの「すぐversion up  OSみたくfreshでいたいじゃん」。ジミーちゃんはあまりに手足が長く激しいダンスを踊ると身体の周りをびゅんびゅん手足が動いて新体操のリボンのようですごい。曲終わりに踊ったそのままの動きで全員で歩いて退場するという独特な捌け方のため毎公演ざわ………という戸惑いの空気が流れ、記憶の限りでは初日は無言で捌けていったけどあまりにシュールだったからか次からは「まだまだ楽しんでいきましょう!」的な声かけをしながら捌けてた。
  26. Way Up(M)
    2022年楽曲大賞候補としか言いようがない名曲、みんな大好きWay Up。イントロのブラスの音色を聴くたびに朝日が昇る爽やかな青空のような、一方で温かくもどこか寂しい夕暮れのような気持ちになる。手を広げながら目を閉じて「飛び立つ翼で we go どうだい? 生きてるステージの上が oh life」と歌う神谷健太くんの気持ち良さそうなこと。バリのりきちゃんとみくちゃんがこの曲を好いていて、いつもリハーサルで客席に座ってway upを聴くのを楽しみにしているということをブログに書いていたのが本当にかわいい。アウトロでの音源にはないやましょーさんのアレンジ「今もいい でも未来もっといい。もっともっと上にこの手掴むDream…」の優しくキラキラした声の余韻で白飯3杯いただける。
  27. WAVIN'(B)
    Choose OneからのWay UpからのWAVIN'という曲のテイストは違えど海辺と空を感じさせる3曲をさらっと並べる良さ!セトリが上手い!(5回目)いつの公演からかバリのみんながご当地グッズ?を持ちながら登場することになり、被り物を身につけたりぬいぐるみを持って自由にしたりとたいそうかわいかったです。2番からは皆グッズとおさらばしていたけど、みんながそっとステージ袖のスタッフに渡したりステージ端に置いたりする中、とある公演ではりきちゃんがステージ袖に被り物のイカを放物線を高く描きながらぶん投げていて強かった。りきちゃんとWAVIN'といえば、千葉公演では「Hey! Now!〜」でジャンプするタイミングを間違え1人大ジャンプをかましてしまったりきちゃんがその後恥ずかしそうにMasaの後ろに隠れて縮こまってしまい大変にかわいそかわいかった。
  28. Pasion(全員)
    もうね、のけぞったよ。イントロのパッパッパパパーパッが聞こえた瞬間に稗田八方斎のごとくのけぞったよ。初日仙台、ステージセット2階のセンターで神谷健太くんから始まるPasionを目にしてしまった時、あまりの興奮に流石に隣の友人に「こんなに楽しくていいの?!?!?!?」と問いかけてしまった。Pasionはみんなで踊れば踊るほど良いのでTribe全体のライブでも頼むから全員総出でPasionしてほしい。Pasionは最高。Pasionが優勝。早く私もPasionをbgmにどこかに登場したい。
  29. Fandango(全員)
    PasionからのFandango、こんなに贅沢をしてしまって良いんですか?Fandangoを3グループ皆で踊る様子、見たかった景色がそこにあった……。合同ライブの盛り上げ曲でグループごちゃまぜで楽しそうにゆるゆる踊るのもかわいいけど、私はずっとかっこいい曲をかっこよくみんなで踊っているのが見たかったんです。THE SURVIVAL 2022、私の気持ちわかってくれすぎ。
  30. Jump(全員)
    ここに食い込んでくるJumpくん。3グループ2ターンずつボックスから引いた席に何かをプレゼントしてくれる(とことんくじ運がないタイプの人間のため、プレゼントコーナーに興味がなさすぎてもはや覚えていない)。
  31. Life Is Party(全員)
    グループごちゃまぜでステージにあちこち散らばって好き放題やってる最高にHappyなお時間、至るところでカワイイの団子が出来上がっているので完全に目が足りず人類の進化の遅さを呪った。神谷健太くんは主に沖縄の愛すべき後輩こころくんをターゲットに定め様々な迷惑行為を行っては眉を下げきった困り顔こころくんにお世話されており(定位置に移動させてもらう・ご機嫌で振っていたフラッグを押し付けて持ってもらう・股間の位置で持っていたフラッグを没収されるなど)オタクはこころくんの苦労を見守ることしかできず……でもまあ、サビの「思いのままに!踊ろう一緒に!」に合わせて2人で楽しそうに奇妙なダンスを踊っていたので良し!ところでサビは客も一緒に踊ろうな振り付けのため「ハロヲタたるもの踊れなくては」という使命感のもと*3しっかり一緒に踊るのですが、「we rock the party」の手の動きに個人差があって正規の振りがわかりません。
  32. MC(全員)
    終わってほしくなさすぎて私が4歳児だったらこのMCが始まった途端地べたにひっくり返って泣き喚いてた。MA55IVEの面々は毎回バリちゃんに話を振られてから「誰話す…?」ともにょもにょし始める自由気ままさでバリちゃん(主にMasa)から「しっかりしてくださいよー!」とクレームを入れられており、この3グループの良い意味で上下関係薄そうな(イレギュラーな立ち位置のMA55IVEとバリちゃんの持つフラットな空気感によるところが大きそう)雰囲気からTHE SURVIVAL 2022のチーム感を感じられて良かった。
    サイフィデビュー直前の札幌公演ではやましょーさんの提案で(LOVE)サイフィが1人ずつ挨拶する機会があり、特に下積み期間の長かった剣くんの言葉にはグッときた。みんなデビューできて良かったなあ。
  33. SUMMER HYPE(全員)
    えーん!ママー!終わるのやだー!ずっとこれじゃなきゃやだーーーっっっ!!!しかし非情に流れるサマハイの軽快なイントロ。陽キャしょへに翻弄される加納くんや、お茶目にオリジナルダンスを踊り始めるりきやさん、数多のメンバーに膝を狙われる半パンりゅーしんくん、サイフィメンバーに囲まれて熱唱する日髙ニキなどあちこちでカワイイが発生していて大変でした。特にいつも2番の「溶けないiceが時を刻む…」に合わせてマイケルのようにポーズを取り踊るMA55IVEの面々が楽しそうですごくかわいかった(そんなMA55IVEと鉢合わせてちょっと参加する(参加せざるをえないともいう)みくちゃん)。途中に入るDJの方の紹介タイムで、DJに合わせておふざけする日髙ニキと隣で爆笑するりゅーしんくんというゆる〜い先輩後輩感もかわいかった。札幌公演ではみんなで一列になる時に神谷健太くんが隣のりょうがくんに「デビューおめでとー!」と叫んでおり、それをニコニコ見るりょうがくんというラブドリームハピネスも。
  34. アンコール
    仙台初日、すでにこの時点であまりの満足度にあしたのジョーばりに燃え尽きて椅子に腰掛けていたオタクはまさかこの後に怒涛のアンコール3曲が待ち受けているなぞ思いもよらないのであった。
  35. Heads or Tails(B)
    天地を震わすイントロのジャーーーン!!が鳴り響き、これから何の曲が始まるかを認識した瞬間もはや泡を吹きながら席から立ち上がらざるを得ないオタク。この音を耳にして立ち上がらずにいられる人間がいるか?否。そしてアンコールから白のベロアジャージ衣装に身を包んだバリスティックボーイズがEXILE TRIBEの波動を放ちまくっていて「私はEXILE TRIBEのライブに来ているぞ!」と再認識させられ興奮した。ベロアジャージのジッパーを開けて腹筋を露わにしながら踊る黒髪の日髙竜太!好きになってしまうやろがい!間奏ではこれまた緑のベロアジャージを纏ったサイフィが飛び出してきて最高。サイフィはなんかこう、Best For Youのダンスも然りでこちらに飛び出てくる3D的な印象がある。バリのレゲエテイストにアレンジされたHoT大好き。
  36. No Limit
    HoTを大興奮で終えたと思ったら愛するノーリミが始まり息継ぎができない!真っ黒のベロアジャージ姿で登場するMA55IVEがかっこよくてかっこよくて…わたくし、ジャージをダルっと着こなしてキャップのつばを後ろ向きに被ったB-BOYスタイルのKENTA KAMIYAをこよなく愛するオタクです…(自己紹介)MA55IVEがランペの曲をやるにあたって大きく気になるポイントってスリボパートの扱いだと思うけど、このノーリミではスリボパートは歌わずに音源をうっすらと流してスリボの歌割の合間やスリボの歌の上からMA55IVEのラップアレンジを加える新しいNo Limitになっていたのがすごく良かった。スリボ(またこの曲の場合は本家EXILEも)を尊重しつつMA55IVEならではのノーリミをこのTHE SURVIVAL 2022のために新しく編曲してくれたスタッフの愛と熱意が嬉しかった。で、この新しいMA55IVE ver.のノーリミがまためちゃくちゃかっこよくて、もはやランペのノーリミを聞いているとMA55IVEのラップの幻聴が聞こえはじめるほどにこのMA55IVE ver.を愛してしまっているのでどうにか音源化してほしいんですけど…どこに要望を出せばいいですか…THE SURVIVAL 2022の円盤化はもちろんいつ何時も願い続けているけど、映像の円盤化だけではなくとにかくライブCDも出してほしい。このライブでしか聴けなかった数々のアレンジを聴きながら街を歩きたいんだよ。
  37. 24WORLD(全員)
    HoT→ノーリミの2曲で沸騰するヤカンの如く興奮していたオタク、まさか最後の最後で、このバリマッシブサイフィの3グループだけの合同ライブで、私の心の神棚に祀り崇め奉っている24WORLDを聴けるとは夢にも思わず、完全に放心。さらにそんな放心状態のオタクに雷を撃ち落とすように響き渡る神谷健太くんの「welcome to the 24world oh〜!」。こ、こ、これは何…?私は誰…?ここはどこ…?宇宙はいつから………?なんか、ここまでの衝撃と悦びで自我が吹っ飛んだ経験、これまでのオタク人生で初めてだったかもしれない。けっこういつでもステージを冷静に見ていられる人間だったんですけど、この24WORLD事変ではいつもの「一歩引いて見ている自分」はおらず、完全に当事者でした、THE SURVIVAL 2022の。ステージの真ん中でかの「youngでpoorでもfabulousならokay」を歌ってキメる神谷健太を見る日が来るなんて………。イマジナリーバルログ持ちサイリウムを全身全霊で捧げました。この24WORLDはダンスも大好きなんですけど、この最高のダンスをホールという圧倒的に見やすいステージで2段になって全メンバーが最初から最後までお手振りもなくがっつり歌い踊るさまはもう圧巻で、1階席から見える光景はもはや24WORLDの壁、ウォール24WORLD。Jr.EXILE ver.にあるバリのラップパートの後にMA55IVEの4人のラップパートも追加されていたのもめちゃくちゃ良くて、ノーリミ然り、既存曲を3グループがそのままパフォーマンスするのではなくこの3グループの良さを十分に活かすために既存曲も新しくアレンジするような心意気がTHE SURVIVAL 2022の大好きポイントの1つだったな。アンコールでの浦川翔平さんがもうとにかくあまりにかっこよく、最前真ん中で24WORLDをバチバチ踊る浦川さんの流石EXPGエリートだぜ!なかっこよさがおふざけフィルターゼロで飛んできて刺さりまくる。そんな彼の後ろにはこれまたEXPG育ちのたかひでちゃんが美麗かつオラオラ度高めに踊っていてグッとくるものがあり、一方別のところでは強く速くかっこ良いジェット機のように踊る海沼さんがいるし(海沼さんの踊りのかっこよさってなんとなく飛行機みたいだなと思ってる)、そんなことをしていたら上段センターに「続いていく この星が君に見える限り」とこの曲の魅せ場を歌い上げるあまりに眩しいスターの神谷健太くんがおり、もうとにかく全てのメンバーが魅力的なのにスーパー神谷健太タイムの一挙一動を見逃すわけにもいかなくて最終公演の最終曲になってもまだ「好きな男が多すぎる!!!!!!!助けて!!!!!!!!」とパニックを起こしていた。

 

そんなこんなのTHE SURVIVAL 2022、最初から最後まで「これが見たかった!」がたっぷりで、興奮を抱えきれずに爆発四散した私の身体は毎公演終わるごとに「ありがとう、THE SURVIVAL 2022…」とBIG感謝と共に塵となって終演後の会場内を漂うのでした。

なんかもうただただ純粋に何の雑念も無く本当に心のままに楽しく、ここ数年はどんなライブでもジャンプを煽られても膝をちょっと曲げるくらいのはしゃぎきれないスカした大人になっていたけどこのTHE SURVIVAL 2022では全身で音を楽しんでいる自分がいて、PasionやFandango、Jumpも気付けば漲るエネルギーのままぶっ通しで飛び跳ねていた。もちろんRAMPAGEを好きになってLDHのライブに通うようになってから行ったこれまでのどのライブも楽しんでいたけれど、THE SURVIVAL 2022は音楽が好きな自分のライブの楽しみ方と、アイドル(便宜上この言葉を使う)を好きな自分のライブの楽しみ方をはじめて上手くミックスすることができた空間だったように思う。それまでパフォーマーのダンスをコンマ1秒見逃すまいと防振を構えていた私がフラッグも防振も置いてこの身一つでライブを楽しめたことで、ライブをどう楽しむか・何を重要視するかのバランスを考えるきっかけになった。

RIDE OR DIEで青春を感じたと少し綴ったけど、ティーンの頃より自分で自由にできることが増えていろんな会場へ行ってオンラインで仲良くなった方にも直接会えて心の底から楽しいライブがあって、THE SURVIVAL 2022に夢中になったあの1ヶ月半はまさに大人の青春だったなあ。きっとこの先の人生で何度も思い返す楽しい楽しい時間だった。

 

先日のランドプにて神谷健太くんが夏の思い出にSURVIVALをあげていたけど、「楽しくてしょうがない。行きから楽しい、空港から楽しいもん、会場ついても楽しい。」と話していたことが本当に嬉しかった。ずっと歌うことを夢見ていた彼はSURVIVALでたくさん歌うことができてどれほどの達成感があっただろうか、喜びよりも悩みや苦労した部分が大きかったんじゃないだろうかと気になっていたから、この神谷健太くんの言葉や「SURVIVALはご褒美」と語るMA55IVEメンバーの話を聞いて「ああよかった。私がSURVIVALを心底楽しんでいたように、彼らもSURVIVALを楽しんでいたんだ。」となんだかほっとしました。

 

嗚呼、ありがとうTHE SURVIVAL 2022、私の大人の青春。

円盤発売決定のご報告、いつでもお待ちしております。

 

 

 

 

 

*1:LITでした

*2:神谷健太は氷雪系」by世界さん

*3:ハロプロのオタクは客席でめちゃくちゃ踊る